第6章 無限時計編
父の遺品と謎の歯車
[8/8]
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
遺品が浮いていた。何か文字を浮かべて。
「ん・・・?」
すると、俺が持っていた歯車に異変が現れた。
「何だそれ?」
「ちょっと調べてみたい物です・・・!?」
突如、この歯車から何か文字が浮かんできた。
短いが・・・今目の前にある遺品と同じ様な文字があった。光っている色は赤だが・・・。
「これは・・・!!」
そして次の瞬間だった・・・!!!
ズドォォォォォォォォ!!!!!!!!!!!!!
「「ぐわぁ!!」」
「わぁ!!」
「「ぬぅ!!」」
「「「「きゃあ!!」」」」
「がぁ・・・!!!」
ドーーーーーーーーーーーーーーーーン!!バン!
「ぐあぁ!!」
俺は飛ばされた。いや、正確には歯車が飛ばされて、俺も一緒に飛ばされた様な感じだ。
飛ばしたのはあの遺品だった。
「痛ってて・・・!!」
近くの木や岩にぶつかって、止まった様だ・・・。
「何だったんだ・・・!?」
「お兄ちゃんは!!?」
「うぅ・・・。」
俺は怪我をしたか所を押え、ギルドに戻ってきた。
「大丈夫!!?」
「・・・結構効きました・・・。」
「治療するね!!」
ウェンディが俺に治癒を掛けてくれた。
「一体あれは何だったのだ・・・!?」
「さぁ、どうもあの遺品は俺が持って来た歯車に反応した様です・・・。
今は別の場所においてきました。また同じ様にされては困りますから・・・。」
「そうか。ルーシィ。」
エルザさんがルーシィさんの方を向いた。
「マスターのいう通り、やはりその遺品には関わらん方がいい。」
「そんな・・・!!」
ルーシィさんはショックを受ける。
「じゃがぁ、1つわかる事がある。」
そう言ってきたのはマスターだった。
「どうも、この遺品とコージが持ってきた歯車、何か関係があるかもしれん。
じゃが、先程の様な事があっては危険じゃ。」
「・・・・・・。」
マスターの言葉に何も言えなかったルーシィさん。
「(でも、お父さん・・・この謎、絶対に解いてみせるから!!!)」
ルーシィは心の中でそう思った。
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ