暁 〜小説投稿サイト〜
混沌の魔術師と天空の巫女
第6章 無限時計編
父の遺品と謎の歯車
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「それが、数年前にひどい事故があったらしくって・・・」

「つうことは、あれか。」

「ミッシェルはその事故の・・・」

「生き残りという訳ですね。」

俺達はそう言う。あの人も色々と苦労があったんだろうな・・・。

「それじゃあ、俺とシャルルはもう帰りますね。」

「ああ。」

「気をつけてな。」

「お休みなさい。」

「ええ。」

「はい。」

俺とシャルルはそれぞれ帰る所へ帰ったのだった。









































化猫の宿(ケット・シェルター)跡・・・

「さーって、大分片付けが済んだな。」

俺はそう言う。7年も前の物で、腐ったり、痛んだ物を捨てたり、
残しておくものを別けたりなどをしていた。

「ん?これは・・・。」

俺はある1つの物に手を伸ばした。

「そういえば、これも手に入れたんだったな。」

俺の手には1つの歯車の様なものがあった。
前にエルザさん達のフェアリーヒルズ組の7年分の家賃をどうにかする時、
俺は昔財宝を手に入れ、秘密の場所に隠していたという事があった。
その財宝の洞くつに、これを見つけたんだ。

「でも、これは一体何だろう・・・?」

俺は気になっていた。未だに謎だからだ。

「まぁいいや。もう遅いし、寝るか。」

俺は寝る事にした。







































次の日、俺は適当に飯を食って、残りの整理を終わらしてからギルドへ行く事にした。

「よーし!これで最後っと!!」

何とか終わる事ができた。ただ1つを残して・・・

「この歯車・・・何だろうな・・・あ、そうだ。皆さんに見せてみよう。」

俺はそう決めて、この歯車をギルドに持って行く事にした。








































一方、妖精の尻尾(フェアリーテイル) ギルドにて・・・

「成程のぅ。」

「魔導士が魔導士に頼むだなんて、聞いた事ねぇなぁ!」

「上に依頼出しとけよ。こっちに下ろしておくからさぁ。」

「考えたわね、ルーシィ!」

マカロフ、ワカバ、マカオ、ミラがルーシィにそう言った。
ルーシィはあの遺品をこのギルドに依頼し様と行ったのだった。
提案したのはミッシェルである。

「うむ。誰が名乗りを上げるのかのぅ〜。
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