暁 〜小説投稿サイト〜
混沌の魔術師と天空の巫女
第6章 無限時計編
父の遺品と謎の歯車
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したね・・・。

「このお洋服、どうしましょう・・・。」

ミッシャルさんが偶然、懸賞で当たった高級そう服があるが、サイズが小さかった。
服はどうもゴスロリのようである。露出があるゴスロリの服だな・・・。

「そうだわ!」

ミッシェルさんが俺の所へ来た。

「・・・は?」

「どうぞ!」

ミッシェルさんはその服を俺に渡そうとした。

「・・・何でそうなる・・・?」

「え?とてもお似合いだと思いますから・・・」

「言っておきます。」

「?」























「俺は、男だぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!!!!!!!!!」





















「えええっ!!?」

「何なんだよ!!
 俺は16歳になって身長も伸びたっていうのに、まだ女みたいな顔なのか!!?」

「ふ、ふええぇぇ〜!ごめんなざーい!!!!」

ミッシェルさんは泣いてしまった。

「こっちが泣きたいぐらいですよ・・・。」

その後、ウェンディが来て、ミッシェルさんはウェンディにゴスロリの服を渡した。
ウェンディは顔を赤くなっていたが、受け取ってしまう。
何かミントがこそこそと喋っていたのが見えた。

「コージ。」

シャルルが俺に話しかけてきた。

「夜に話があるの。」

「何・・・?」

話・・・?何で夜だ・・・?
















その夜・・・俺とシャルルの他に、マカオさんとワカバさんもいた。

「で、どうだったよ?」

「伝手を頼って調べてもらったよ。今ラキが報告書を取りに・・・」

「あ。」

そのラキさんが戻ってきたようだ。

「おお、来たか!!」

「ご苦労さん。」

「悪ぃなぁ、変な使いさせてよぉ。」

2人はそう言う。実はシャルルの話はその報告にある様だった。その報告とは・・・

「取りあえず、結果からいうと、ロブスター家はゼントピアの地方教区を
 纏める大農家として実在したって・・・。」

「そうでしたか・・・。」

何故、この事を聞くのかというと・・・

「メスト・・・ドランバルトの件があったからね。でも安心したわ。ホッとしわ。」

そう、あいつの時の様に誰かの名前を使い、利用した事があったから、
ミッシェルさんの家の事をシャルルはマカオさん達に頼んで、調べてもらった訳だった。

「(できれば・・・・・・もうアイツみたいなのは出て来たくないな・・・。)」

俺は心の中でそう思った。

「ちょっと待てよ!実在したって、何で過去形なんだ?
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