暁 〜小説投稿サイト〜
混沌の魔術師と天空の巫女
第6章 無限時計編
父の遺品と謎の歯車
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「え!?」

そう言ってきたのはナツさんだった。

「中見たらどうだぁ?コイツ、お前の事を凄ぇ探してたんだろ。
 どんな大切な(もん)預けたか、見せてやってもいいんじゃねーか?」

「うん。」

ルーシィさんはケースを開けてみた。

「「「・・・?」」」

「これは・・・?」

中には何か包帯の様なものが巻かれていた。

「何だこりゃ?」

ルーシィさんはそれを持った。

「この布・・・。」

「何か魔法が掛かってんな。」

「そうですね。さっきの匂いもこれ・・・ですね?」

「ああ。間違いねぇ。」

どうやらこの布の匂いだったようですね・・・しかしこの布に巻かれている物は一体・・・?

「・・・!!!!」

「シャルル?」

「どうかしたの?」

「顔色悪いよ?」

シャルルの様子に、ウェンディとハッピーとミントがそう言う。

「(何かヤバイ物か・・・?)」

俺はシャルルの方を一旦向いた。

「ううん・・・何でもない・・・。」

「そうか。」

俺はそう言い、先程の物の方へ眼を向ける。
ルーシィさんが布を取って、巻かれていた物の姿を見せた。

「え?何よ、これ・・・?」

「ジュード叔父さんが大切になさっていた物なの・・・?」

見た事もない物だった。まるで時計の針みたいな様なものだった。

「あたしも見憶えないと、思う・・・。」

ルーシィさんがそう言う。

「う〜〜〜〜ん・・・・・・・・・武器だろ!」

「違うと思う。」

ナツさんの言葉にルーシィさんがそう言う。

「思い出した!!」

「「「「「「「「!!!」」」」」」」」

ミッシャルさんの言葉に、俺達はミッシャルさんの方を見た。

「やっぱり武器だったのか?」

「いいえ・・・。」

「それじゃあ一体・・・?」

「私・・・三日前から何も食べてなくって・・・///」

ぐうぅぅ〜

「「「「「「「「・・・・・・・・・・・・。」」」」」」」」

しばらく沈黙になったのは言うまでもなかった。そして結局、これが何なのかはわからなかった。
ミッシャルさんはルーシィさんの住んでいるアパートへ泊る事となった。



























次の日以降から、ミッシェルさんは俺達妖精の尻尾(フェアリーテイル)に来るようになった。
掃除に洗濯に料理など、何でもこなしました。ルーシィさんの事も手伝ってあげたりしています。
ただ・・・ちょっと頼りない事があったり、
すぐに泣いてしまうなどと欠点は意外とあったりします。


こんな時もありま
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