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ONE PIECE NOVEL -SHISHI BREAK STORY-
第12話 独壇場
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ついて突破するとそのまま一直線に処刑台へと向かっていく。

「!!……逃がしはせん!!」

「そうはさせるか!!」

ルフィの行く手を阻もうと再び『剃』を使おうとする2人だが……

「『魚人空手』…『五千枚瓦正拳』!!」

「ニューカマー拳法44のエステ奥義…「夢打撃処裏拳」!!」

「「!!」」

ジンベエがアッパーカットのモーションで正拳突きを放つと同時にイワンコフも残像が見えるほどの超高速でチョップを放つと、それに気付いた2人は即座に防御や回避行動を取る。

「お主らの相手はわしらじゃ!!」

「ヴァナタ達には悪いけど、麦わらボーイの邪魔はさせナッシブルよ!!」





















「おし!これで『白ひげ』やルフィ達にとって、厄介な大将達は封じたな。」

俺は目の前で苦悶の表情を浮かべる3大将の姿を見つめながら、軽く溜息をついた。

「まあ、中将や七武海の奴らがまだいるかもしれんが、そこは何とかなるだろう。他の中将達は『白ひげ』傘下の海賊や隊長達の相手をしてたし、七武海もハンコック以外はそれぞれ相手を見つけていたからな。」

そう言いながら俺は手を顎にあてて、これからの行動を考える事にした。

「(しかし、よくよく考えてみると他の2人はともかく『赤犬』をぶっ飛ばしたのは、少々まずかったな。これじゃあ、海底に潜ませた『外輸船』が出てこれない……)」

俺は後ろを振り返り、未だに氷の海となっている湾内を見つめながら頭を掻いた。原作では『赤犬』が湾内の氷を溶かし、それを利用して『白ひげ』が海底に潜ませた『外輸船』とリトルオーズJr.を使って広場へと突入していたが、今回はそれをやる前に倒してしまった。

「(こうなりゃ、ジョズにでも氷塊をぶっこ抜いてもらうか?開戦し始めた時にも同じ事やってたし……)」

原作でジョズが氷塊を腕力でぶち抜いた時の場面が頭に浮かぶ…改めて考えると、非常識にも程があるよな、俺が言うのは間違いだけど。

首を横に振りながら、そんな風に考えていると……

「撃てー!!大将達を救出するんだ!!」

「負傷していない者は援護に回れ!!」

ドンドンドン!!

大将達の危機に周りにいた海兵とその隊長らしき人物が俺に目がけて、一斉に銃を発砲する。

「おいおい。人が考え込んでいるのに邪魔するんじゃねーよ。」

ボボボッ!!

放たれた銃弾は俺の体を貫通するも、次の瞬間には音を立てて燃え上がり、元の状態へと戻っていく。

「なっ!?あいつも『自然系』…!?しかも、『火拳』のエースと同じ『火』だと!!」

「そんなバカな……!!」

「怯むな!!どんどん撃てー!!」

エー
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