第一幕その三
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。呟きながら何故か自身のことにも思えるのだった。
「父は戦いを好み強かったので敵も多く私を狩に連れて帰ってくると家は燃え庭の樫の大木は切られ母もまた殺されてしまっていました」
「敵にやられたな」
フンディングはそれを聞いてすぐに察した。
「それでか」
「妹は何処にもいませんでした。ナイディングの一族にやられたのです」
「ナイディングだと」
ここでフンディングの顔色が変わった。その一族の名前を聞いて。
「まさか」
「追われた父は私を連れて逃げ森の中で暮らし二人で戦いました。そう」
若者はここで名乗った。
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