第4話
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・・・だとすると・・・・・・男装か? 変わった奴だな」
ふっ・・・・・・男とは見られないんだね・・・・・・・。
「ライザー。彼は男性よ」
「なに!? ・・・・・・最近流行の男の娘ってやつか? まあいい、とりあえず、リアス」
紅いスーツを着崩した男が、リアス先輩に言った。いったい何の話だ? それにしても、男装扱いされたのは久しぶりな気がするが、男の娘扱いはうれしくない。否定できない容姿なのはわかってるが・・・・・・・・・・。
「ハンデだ。キミたちには十日間の時間を与える。初めてのゲームなんだ。修行でもした方がいい。それとお前」
男が僕に話しかけてきた。
「なんですか?」
「お前もゲームに出ろ。これもハンデだ」
「はぁ?」
話の途中から入ってきたので、何の話をしているのかいまいち理解できない。
「ライザー、いいの?」
「言っただろう、ハンデだって」
そう言って、男とお客さん(仮)たちは魔法陣の中へ消えていった。どうやら目をつけられたようだ。
「さっきの誰です? それにゲームって?」
「先ほどの方はライザー・フェニックス様。ゲームとはレーティングゲームです」
僕の質問に答えてくれたのは、銀髪のメイドのグレイフィアさんだった。フェニックスってあの不死鳥の?
「レーティングゲームって確か、眷属たちを戦わせるやつでしたよね?」
「ええ、その通りです。そして、あなたにも出てもらいます」
「は?」
いや、僕眷属じゃないですよ? それになのに出るなんて大丈夫なんですか?
「ライザー様は出ろと仰っていました。それに公式のゲームではありません。あとはお嬢様が了承すれば、あなたも出場できます」
特別ルール的な感じなのか。公式戦じゃないこともあるけど、問題ないみたいだ。
「ナギ、お願い。出てくれないかしら? こちらはただでさえ人数が少なくて不利なの」
リアス先輩が頭を下げた。何でそういう話になったかは、わからないけどリアス先輩が下げる程の事なのだろう。
「わかりました。出ますよ」
僕はレーティングゲームに出ることを了承した。上級悪魔もピンからキリまであるだろうが、その実力を知っておくのも悪くない。
「さて、みんな、もう一つ聞きたいことがあるんだけどいいかい?」
「なにかしら?」
部長が代表して答えた。さて、本題に入ろうじゃないか・・・・・・・。
「部室の扉を閉めたのは誰ですか? O☆HA☆NA☆SHIしないといけないので、教えてくださると助かるんですが?」
この時の僕はとてもイイ笑顔をしていたらしい。だれが、犠牲になったかは敢えて記さないでおく。
その後、僕は扉の修理
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