無印編!
ル○ラ!!
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「最近は母親の甘党がまた酷くなってきて困っている」
「いや、しらねーよ」
一体それを俺に言ってどうするんだよ?
<っていうかハラオウンってたしか・・・>
ヤミがなにか続けようとするが、少年はそんなことに気がつかず、話を続ける。
というかさっきの言葉はなんだったんだよ。
「詳しい事情を聞かせてもらおうか・・・?」
「いや」
即答した。
いや、だって戦闘中に変なこというやつになにも話したくねーよ。
「まずは全員、武器を消してもらおうか」
「はんたーい。そんなことして、誰かが攻撃してきた時に何もできなくなる」
どっかの自分の娘すらも攻撃する母親とか。
「・・・わかった。武器は消さなくてもいいから、君はその仮面?を消してくれないか?」
「ヤダ。つまんないじゃん」
これだけは何よりも譲れない!
『ひりゅ・・・ダーク、何してんのさ?』
む、アルフの呆れた声が聞こえる。
『これは念話だから陽龍でもいいよ。あと、今のうちに二人は逃げてくれ』
念話が聞かれたらアウトだけどね。
『わかった。フェイト、すぐ逃げるよ!』
『あれ?フェイト聞いてたんだ?』
『でも陽龍は?』
『俺は適当に逃げ出すから。心配しないで逃げちゃってくれ。あ、でも今日中に帰れるかわかんないから』
『・・・わかった。絶対に監禁とかされないでね』
『え、監禁?ちょ、フェイ・・・!』
・・・切れた。
「なんなのさ・・・って、二人が逃げた!?」
やーいやーい、ぼーっとしてっからだ!
「そんなわけで俺も・・・」
ガシっ!!
大変だ。少年に確保された!
「君は逃がさない。あと、ついでに仮面も没収」
「なっ!?やめろ!変態!近寄んじゃねーよホモ!!」
「き、君こそ何を言っているんだ!?とにかく、その仮面は没収!!」
「きゃーーー!変態が服を脱がそうとしてくるーーー!!助けてなのは、美愛、ユーノーーーーー!!」
『・・・クロノ、何を・・・いや、ナニをしているのかしら?』
む、綺麗なおねーさん登場なう。
『あら、嬉しいこと言ってくれるわね♪』
機嫌良くなった。
ってかちゃっかり地の文また読まれてるんだけど。
「ナニって、何もしていませんよ!?ほら、掴んでるのは服じゃなくて仮面!!」
「え、仮面って・・・」
俺は少年の言葉が気になって顔をペタペタ触る。
・・・・・ない。
「ちょ、お前なに仮面外してくれちゃってんの!?」
「女の子!?」
「ちっがあぁぁぁああああぁぁぁああう!!」
なにその反応!傷つく!
「・・・え、陽龍・・・くん?」
・・・・・・バレた?
<バレましたね>
「残念、バレちゃったねー」
「・・
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