ALO編
episode5 旅路、影妖精領3
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―――いいだろう、こうなれば持久戦だ。
覚悟を決めれば、あとは気合いの勝負だ。
追いかけっこが始まって十数分が経過した頃に、やっと一本目のHPゲージが消える。
この走りっぱなしの長期戦、俺が辛うじて戦い続けられている理由は、このダンジョンの特殊な構造故だった。シュートトラップから落ちて少し進んだ先に現れたこのボス戦のフィールドは、分かりやすく言えば、迷路構造。有難いことに行き止まりのないこの通路、掩蔽物さえ避けられれば、そして走り続けられれば死にはしない。
―――だがまあ。
「どう考えたって、一人が誘導、他数人が側面から攻撃するボスだろコイツ!!!」
繰り返しになるが、このダンジョンをソロ向けと書いた奴、絶対に許さんぞ。
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