暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのは 〜優しき仮面をつけし破壊者〜
無印編 破壊者、魔法と出会う
14話:決め台詞はちゃんと決めるからこそカッコいい
[3/3]

[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話
で放った攻撃を、腕で受け止める。そして押し返した後、突っ張りで突き飛ばす。
そしてデンガッシャーを組み立て『デンガッシャー・アックスモード』へ変える。

「「「「ガアアァァ!!」」」」
「フン、はぁ!」

別方向から来る怪人達を横なぎと縦斬りで倒す。

「なんかまた雰囲気変わった…?」
「斧を使うパワータイプみたいだね……」

「「「「ガアァアア!!」」」」

「まだあんなにいんのかよ…。まぁ、こっちもまだあるんだけどよ」

そう言いながら新たにカードを取り出す。

〈 ATACK RIDE・KOTAEWA KIITE NAI! 〉

三度俺の体からオーラアーマーが離れ、再び俺の体に。そして眼前につく仮面は龍を模している。
そしてデンガッシャーを再度組み立て、今度は『デンガッシャー・ガンモード』に変える。

「今更だけど、お前達倒すよ。答えは聞いてない!」
「「「「ガアアァァァ!?」」」」

俺が引き金を引くと同時に火花を散らしながら倒れる怪人達。

さらに今度はダンスを動きに入れながら、足を中心に使った格闘で怪人達を倒していく。

「答えきかないの!?」
「なんとまぁ、無理矢理な……」

「てめぇらはいちいちケチつけてんじゃねぇよ!まず自分の事考えろよ!」

戦いながらもこちらにちゃち入れてくる二人に、俺は叫びながら敵を倒していく。
するとそこで日差しが何かで遮られる。ふと見上げると上空には暗雲が立ちこめていた。

「これは……まさか!」
「はぁああ!」

次の瞬間、暗雲から赤い雷が降り注がれる。それはもう俺は勿論、味方の筈の怪人達も巻き込まれていた。
俺はそれを先に察知し、暗雲の元より一歩速く抜け出す。

「てめぇ……自分の怪人もいっぺんに!」
「あまりにも邪魔だったのでね。消させてもらいましたよ」
「アイツらはお前の部下だったろ!?なんで…!」
「部下?なんのことです?あれはただの手駒にしか過ぎませんよ」

雷の発生者、ウェザー・ドーパントは俺の言葉に呆れたように答える。

「さぁ、決着をつけましょう。仮面ライダー!」
「この野郎……。なら、てめぇにはこいつで勝負だ!」
〈 KAMEN RIDE・W! 〉

カードを発動すると共に両手を軽く開く。すると風と共に俺の体は新たな姿に変わる。

左半身を黒、右半身を緑で彩られ、赤い複眼に風になびくマフラーが特徴のライダー、『仮面ライダーW(ダブル)』へ変身する。

「その姿は…!」
「懐かしいか?まぁ、それも今回で見納めだろうけどな」
「言ってくれますね…」

と言いながら目の前で拳を作るウェザー・ドーパント。俺も身構え、戦いに備える。



 
[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ