暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのは 〜優しき仮面をつけし破壊者〜
無印編 破壊者、魔法と出会う
14話:決め台詞はちゃんと決めるからこそカッコいい
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ソードモード』へとなる。
出来上がった剣を振るい、怪人の大群へ突っ込む。
「でやっ!はっ!だぁ!」
「なんか、雰囲気変わった…?」
「そうかい?わたしゃ変わってないように見えるけど…」
剣を振るう士。それは先程とは違って荒々しいものだった。
「流石は仮面ライダー、と言ったところですか?」
「いいや、まだまだこれからさ!」
〈 ATACK RIDE・BOKU NI TURARETEMIRU? 〉
またまたカードを発動。それにより体についているオーラアーマーが一旦離れ、仮面も離れる。そして離れたオーラアーマーは変形し、再び俺の体へ。頭部には新たに亀のようなレリーフがレールを伝い眼前で固定、変形し仮面となる。
電王の姿の一つ、『電王・ロッドフォーム』。
「千の偽り、万の嘘……お前達、僕に釣られてみる?」
群がる怪人共に向かって、キザっぽく言い放つ。
「釣られてみるって……」
「敵に向かって何言ってんだい士!?」
「いいのいいの、これが決め台詞だから」
ユーノとアルフのツッコミにそう答え、襲ってくる怪人を蹴り退ける。
そしてデンガッシャーを分解し、内二つのパーツを縦長に組み立て、やや後ろに投げる。
「はっ、はっ、はぁっ!」
「ガアァ!?」
放り投げたパーツが落ちてくる間に後ろから来る怪人を回し蹴りで倒す。
それによって後ろに下がった事により、落ちてくるパーツの丁度真下に来る。そして落ちてきたパーツに残り二つのパーツをつけ、『デンガッシャー・ロッドモード』を作り上げる。
「はっ、せい、でやぁ!」
「「「「「ガァアア!?」」」」」
出来上がったデンガッシャーを回りながら振り回し、そのまま周りにいる怪人達をなぎ払う。
「今度は槍使い……」
「いったいいくつ変われるんだい!?」
「はっ!おりぃやぁ!」
槍の矛先を後ろにし、後ろから来る怪人に突き刺す。そしてさらに槍を持ち替え、前方へと投げる。
「ほい、せぇぇい!」
今度は振り返り、先を釣り竿のように振り投げ、怪人にくっつける。そして怪人をそのまま振り回し周りの敵をなぎ払う。
「それじゃ次、いってみよう!」
〈 ATACK RIDE・NAKERUDE! 〉
音声と共に再びオーラアーマーが離れ変形する。眼前についていた仮面も、斧型のレリーフへと変わり、仮面は「金」の字を象っている。
『電王・アックスフォーム』だ。
そして変身が完了すると共に周りに紙吹雪が舞う。
「俺の強さに、お前が泣いた。俺の強さは…泣けるでぇ!」
首をゴキゴキ、と鳴らしながら言う。
その間にも、怪人達は俺に迫る。
「フン!」
「「「っ!?」」」
怪人達が持つ武器
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