暁 〜小説投稿サイト〜
ソードアート・オンライン〜未来を切り開く〜
シェフを求めて…
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「でも、料理はいいけど、どこでするつもりなのよ?」


「ハデスの家でいいんじゃないか?ハデスの家なら料理器具も揃ってるし」


「そ、そうね。」
「ほんとは私の家がよかっなぁ……」小声


「何か言ったか?悪い、聞こえなかった」


はぁ、鈍感

「なんでもないですー!今日はここから直接、ハデス君の家まで行くから、護衛はもういいです。お疲れ様」

アスナは頬を膨らませ、キリトに言い。振り返り、護衛の二人に言う


「ア……アスナ様!こんなスラムに足をお運びになるだけに留まらず、素性の知れぬ奴のご自宅に行くなど、とんでもないことです!それに男二人となんて!」

「この人たちは素性はともかく腕だけは確かだわ。多分、あなたより二十はレベルが上よ、クラディール」

素性はともかくって言われたよ。



「な、何を馬鹿な!私がこんなやつに劣るなどと…!」


「俺はビーターだぜ?お前より強いに決まってるだろ?」


「アスナ様、こいつら自分さえ良きゃいい連中ですよ!こんな奴と関わるとろくなことがないんだ!」

今まで平静を保っていたアスナの眉根が不愉快そうに寄せられる。
いつのまにか野次馬も集まってきていた

「ともかく今日はここで帰りなさい。副団長として命令します」

「んじゃ、いきますか」




俺たちはクラディールともう一人の護衛、エギルを取り残し、オレの家へ向かった
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