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ロザリオとバンパイア〜Another story〜
第1話 転生の成功と出会い 
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のが、ちょっと残念だったけど… まあ、それはいっか… 早速…』



そして…集中する…

体の内部から熱く煮えたぎってゆくのがよくわかってくる…




“ボコボコボコボコボコ……………”




意識を右の腕にもってゆくと…

片方の腕… いや肩から腕にかけて全てドロドロのマグマとなっていく。

辺りには溶岩の、マグマの熱気により黒煙を出していた。

それらは…膨大な力を内包しているかのように…圧縮されていた。

そして暴れているそれを開放する!





“ドゴオオオオオオオォォン!!!”




『……………。』

いや…まあ…うん…。

思わず放心してしまう。

簡単に言えば本気の右パンチのノリで放ったんだけど。

…一応的の岩をねらったんだけど…跡形も無い…。

溶けちゃってるし…っていうか…こんなに、威力があるって思わなかったから………



『………ううーん快感!!!俺すげえ!!』



自分自身に酔うってよく言ったりする人いるけど…

その時は意味わかんなかったけど、今はわかる!!! 苦笑

あ…でも、技名パクッちゃだめだよな!何か考えとこっと!



自分自身に酔っていた(苦笑)時…

背後に近付くものに気付かなかった。


「だれだ!!」


そして、突然声が聞える…




……マズイ。

 

そういえば…女神さんに転生先の場所をリクエストしたのは…


朱染城だった!





陽一 side out














「貴様何者だ!!ここは朱染家の領土。不法に侵入しあまつさえは先ほどの衝撃音。 それはわれわれに対する攻撃とみなすぞ!」


殺気を放ちながらそう言い放つ…

相当な…殺気だろう…

いや、殺気なんて向けられたことないから…わかんないか。


(彼ら……バンパイア、だよな?目もなんか赤いし…。)


関わるの…めんどくさいけど 冥王であるアカーシャさん達とは 仲間になりたいから…。


『いきなりで申し訳ない。…君たちへの攻撃のつもりも敵意も無い。俺の眷属がこの辺りに逃げ込んでな。それをとらえていたんだ。気づけば領土を侵していた。此処に詫びよう。』


とっさの考えにしてはうまく言ったな!なかなか悪くないかな?多分。


「それを信ずる証拠が無い。その眷属とやらはどこにいるというのだ?」


やっぱいきなりは信じてくれないかな。ううむ。

よし…


『……証拠になるかはわからないが、そこにいるぞ?』


指差した先は。

まだかなりの熱
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