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めだかボックス 〜From despair to hope 〜
1.プロローグ 絶望の底
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てみるよ。僕」
力強く…頷いた。
先ほどまでとは比べ物にならないほど… 生気は戻っている感じだ。死者なのに…魂だけなのに…そんな感じがする…
「へ… 見違えるほどになったじゃねぇか。さっきと比べてな。 よしそっちでもう一回頑張ってみな。 まぁ破天荒で無茶苦茶な登場人物に振り回されるかもしれんがな。頑張って来いよ。」
そう言うと…
白い空間が一面光りだした。
「うわぁ…なんかキレイだね… ……あ、そう言えば」
男は思い出したように。
話す。
「あの世界は 確か 異能… えっと、
異常
(
アブノーマル
)
とか
過負荷
(
マイナス
)
とか… 後… なんだっけ? まあいいよね……。 そんなのがあったと思うんだけど… そんな能力者みたいなのになったりするんですか……?僕も……?」
男は手を掲げながら言う。
「ああ…ああいう世界はそいつの環境やら性質で能力を持つみたいなんだわ。詳しい事は分からないが、間違いなくお前さんは能力保持者(スキル・ホルダー)になってるだろう。後、今は見る影も無くなってるお前さんの身体能力だけど、思いの強さで強くも弱くもなるようになってるからな、 ……しっかり頑張れよ!」
なるほど… 思いの強さか…
「確かに今じゃ見る影もないはずだよね… 想ってた大切な人を失っちゃったんだから…さ。」
苦笑する…
でも 以前ほど落ち込んではいないみたいだ。
「ははは… 彼女の言葉本当にお前には効果抜群だったんだな。ん…そろそろか。」
男は見上げると…そう呟く。
「時間だ…じゃあまたな。 …また会おう。」
そう言うと…
“ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…………”
空が…いや、白い世界が開いた。
「ッッ!!」
そこに吸い込まれる!?
「ああ!!まって最後に1つ!」
吸い込まれる直前に聞く。
―――あなたの…名前はッ――――
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
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「…オレか? 俺の名は…………」
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・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
そして…世界は光に包まれた…
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