暁 〜小説投稿サイト〜
めだかボックス 〜From despair to hope 〜
1.プロローグ 絶望の底
[1/5]
[1]
次
最後
[2]
次話
僕は…大好きだった女性がいた…
幼いころからずっと知っていて… 共に遊び笑い涙を流し…
…何をするのにも一緒だった。
それは歳をとっても変わらないものだった。
そして… 僕たちは幼馴染の関係から恋人になったんだ…
家族はみんな
「やっぱりな!」
とか
「おそーい!」
とか言って冷やかしてはいたが、
とても暖かい目で見ていてくれた。
こんなに幸せな事ってあるのだろうか…?
いや…あっていいのだろうか?
そこまで考えてしまうほどに…
【幸せだったんだ…】
だけど…
そんな日にはもう…
二度と戻れない…………………………………………
=======================================
They are all the beginnings from here.......
《ここから 全ては始まった………》
=======================================
不意に意識が覚醒する。
「ん…あ……あれ? ここは……?」
目が覚めると… ここは何も無い空間。
唯… 言葉で表現すると、真っ白で何も無い空間。
地面があるのかも分からない、実際に立っているのかも分からない。
極めつけは…
「あ…あれ?僕……僕の体は……?」
自分の姿が… 無いのだ。
普通なら…視線をにすれば下半身が見えるはずなのに…。
そこには何もない。白い空間が広がっているだけだ。
まるで自分が透明人間になったかのようだった。
「よぉ………。」
そこへ… 1人の男が近付いてきた。
その男の姿はよく見える。
だけど……。
「……だれ?」
慌てるわけでもなく…
ましてや、警戒するわけでもない。
唯…乾いた言葉で話す。
もう何の感情も篭っていない。
全てどうでもいいかの様な…
そんな声だ。
「…なるほどなぁ。 お前… ンな事があったのか… そりゃあ 心の1つや2つ壊れちまっても不思議
[1]
次
最後
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ