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ロザリオとバンパイア〜Another story〜
1.プロローグ 死と旅立ち。
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言った力をくれるのなら 侵入するのは問題ないと思うし。それで、アルカード戦が終わったらセカンドシーズンに飛びたいかな。彼らのパーティが固まってからのほうが絡みやすいし。学校には転校生ってことで理事長に入れてもらう予定。顔なじみになっていたら、それも簡単に出来そうだしさ。』
考える前に行動(発言)!!
「おっけー!(ついに声に出して言っちゃったな〜むぅ……なんか腹立つ!) おっほん!それじゃ準備はいいかな??」
少しふてくされたようにも見えた。
陽一は溜飲下がる思いだ。
(ふん そう何度もからかわれてたまるかい!)
鼻息荒くすると……。
『いいよ!ヨロシク!』
出発の合図を行う。
目の前の女神様もにこっと笑顔になると……。
「んじゃ!いーってらっしゃーーーい!!」
発声。
そして彼女は右手を天に掲げた…
それが合図だった。
“ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!!!”
世界が揺れているような感覚に見舞われた。
(なんだ!!空に吸い込まれる!!)
空に…穴が開いたのだ。
いや…空が開いたのか…?
そう考える暇もなく…
“ギュオオオオオオオオオッ!!!!”
『ううわあああああぁぁーーーーーーーーーーーーーーーー』
その穴に…陽一は吸い込まれていった。
この生と死の狭間の空間でいるのは女神だけ…
なにやら、なぜか彼女は安堵の表情が見えている……??
「ふーよかったー 気分よくいってくれて〜 実を言っちゃうと あなたが死んだのワタシの不注意だったんだよね。ほんとはあの飲酒運転の人間が死ぬ予定だったんだけど。ばれて 天界に行かれてたら ワタシ先輩に大目玉だったよー!はぁーよかった!」
心から安心した!って感じだ。
たった一人の人間か?と思われるかもだが運命をミスで捻じ曲げたら相当大目玉をくらうのだ。
だが、彼女のその表情もすぐに変わる…
「……へぇ そんな裏事情があったのか。……良かったな シェリア。」
背後からの不穏な声。
彼女が陽一にした事の数百倍も怖い……。
“ビクッ!!”
彼女の身体が跳ね上がる。
恐る恐る振り返って見ると……。
「せ せんぱーーーい!!!なんで どーして!!」
……にこやかな笑顔がまた一段と怖いその先輩がたっていたのだ。
「……お前は隠し事してる時は癖があるからな。後をつけてみたらこれだ。……さぁ、経緯をゆーっくり
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