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ロザリオとバンパイア〜Another story〜
1.プロローグ 死と旅立ち。
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苦しみから解放されると言う事。
彼にとっては、どちらでも良かったんだ。
だけども……彼女からは意外な返事が返ってきた
「いや つれてってあげたいのは山々なんだけど・・・ゴメンネ!君の死は天界では予定されてなかったんだよねーこれが!」
……は??
意外どころじゃない。
「???って顔してるけど事実なんだよ。 君はここで死ぬ予定じゃなかったの!だから天国にも地獄にも行くとこがないんだよ〜 どっちも今は不況でね〜 予定のない人間を入れてあげる余裕なんてないんだ!」
……ってことは?
『……何それ幽○白書?……で、現世に残って働けって言うんじゃないだろうな??某有名漫画みたいに!』
「あはははーーそれもいいんだけど、これから忙しくなるんだよ!ほら下界でナントカって言うテロ組織の頭殺っちゃったでしょ?その報復が…… えーどこでだったかな? 忘れちゃったけど 行われる予定なんだ!死者は軽く1万は超えるんだよ〜 其の対処もしなくちゃならないから!今幽霊成り立ての君に出来ること何もないんだ!」
用無し!って言ってるも同然だ…。
…そんな明るい+きれいな顔で言わないでよ。 怒るに怒れん
『で、どーしろっていうのさ! このまま世間をゆらゆら揺蕩ながら身を任せて浮かんでろって言うの?永遠に??』
マジでそれは嫌だ。
鬱病のどころじゃない。
あの日々の生き地獄から解放されたのに?
それにそれじゃ転生すらできんじゃん!
「!! それっ!それだっっ!!」
女神?様がビシィ!!っと指を突きつける!!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
『………どれ?』
あきれ顔でつっこんだ!とゆーかこの人?考えが読めるんだな。さっきから読まれてるし
……頭の中を読まれるのは良い気はしないかな。
「ま いいじゃない女神様の特殊能力なんだからさ!大目に見てよ!」
『わかりましたわかりました!本題に入ってください!』
やれやれ……という風に陽一はため息を一つ。
……ため息が出るのも仕方ないだろう。
「えーっとね 君さっき転生って言った(考えた)じゃん!本来 別の人間に生まれ変わるにはいろいろとめんどーなのよ!行き先だったり、時代だったりで そ・こ・で! さっき漫画の話してたけど 君漫画好きなんでしょ?漫画の中に転生してあげるよ!それだったら簡単だし!」
(……?それって……ネットとかでよくある小説みたいな感じで?でもその方が難しそうなんだけど……。相手は実在しないフィクションの中なんだし。)
「ノープロブレム!」
『だから考え読
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