第8話 ジェラール
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ドドドドドドドド……!!
俺は火を消すために、二代目火影が使っていた術を使い火を消した。
「さて、エルザの方に向かうか。」
ザッ…タッタッタッタッタッ!
俺は後ろを向きエルザが向かった聖堂の部屋へと走って行った。
〜エルザ〜side
タッタッタッタッタッタ!
「はあ……はあ……」
私は、マダラさんが言った通りにこの階にある『聖堂』という部屋へ走って向かった。
「はあ…はあ……!?」
すると、5分ぐらいで何かの大きな入り口が見えてきた。
「はあ……あと…少し…!」
タッタッタッタッタッタッタッタッタッ!
私は勢いを上げ、大きな入り口の中へ入って行った。
入ってみると、そこには……
『お、おい!どうするぅ!?』
『だ、脱出に決まってるんだろ!?』
私達が脱走しようとした時に、私達を捕らえた二人のリーダー格の神官がいた。
二人はこの部屋から出ようと、入り口の外へ行こうとした時に私を見て止まった。
そして自分を助けようと、少女である私に言い訳をしてきた。
「………。」
『ひっ!?ま、待ってくれ!!』
『おぉ俺達は只命令されただけで……』
「……邪魔だ!!」
スパァン!スパァン!
『があぁぁぁぁぁぁ!?』
『うわぁぁぁぁぁぁ!?』
しかし、私は最後まで聞かずに二人の神官を切って、神官の後ろで縛られているジェラールの方へ向かった。
タッタッタッタッタッ
「ジェラール!!」
『………。』
ズバッ!
私はジェラールに近付いた後ジェラールを縛っている紐を切り、ジェラールを解放した。
そして、私はジェラールに今までおきた事を全て話した。
「ジェラール!もう大丈夫だよ!全部終わったの!マダラさんって言う人が私達を助けに来てくれたの!マダラさんが私達に自由をくれたの!……でも犠牲になった人も沢山いた…゜」
私はジェラールに自由を勝ち取った事、マダラさんの事、犠牲になった人の事、船があるという事を教えた。
『……エルザ。』
ギュッ……
「えっ!?」
すると、ジェラールはいきなり私を抱きしめた。私はいきなりの事で頭が真っ白になった。
『もう、逃げなくていいんだ……本当の自由はここにある。』
「っ!?」
バッ!
しかし、ジェラールが言った事があまりにも変で、私は直ぐにジェラールから離れた。
「何言ってるの!?一緒にこの島から出るよ!!」
『エルザ……この世界に、自由などない。』
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