第三十五話〜R2・ゼロレクイエム〜
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うに中から変えられるものは全て変えていく。その行いに世界は皇帝ライを認めようとしていた。
そんなある日、前皇帝シャルルに仕えているナイトオブワンをはじめとする反抗勢力がライに牙を向く。
その勢力にはナイトオブワン以外のラウンズも何名か含まれており、その直属の部下も彼らに従う形でその戦列に参加していた。その精鋭はある意味、東京決戦時のブリタニア側の戦力に負けるとも劣らないものであった。
その精鋭に対し、ライの陣営が迎撃に向かわせたのはたった2機のナイトメアであった。その2機は出撃と同時に敵部隊を圧倒していく。そしてそれはラウンズも例外ではなく、ナイトオブワンを残し全ての敵機を掃討する。
その2機はどちらも背中に光り輝く翼を広げている。それに見覚えのあった六課のフォワード陣の内、フェイトがポツリと呟く。
「……パラディン…」
2機の内の1機である、ランスロット・アルビオンはライが制作したデバイスであるパラディンの展開状態にそっくりであった。
ランスロット・アルビオンに搭乗するのはスザクである。その機体はスザクの能力を十全に発揮するために造られた彼専用の機体である。コンセプトは『最高の機動性』であった。
そしてもう1機の方は、ランスロットに酷似している機体。その機体とランスロット・アルビオンとの違いは背部に装備されているエナジーウイングにある。アルビオンの方に装備されているものは一対六翼に対し、その機体の翼は紅蓮と同じく一対八翼であった。そしてカラーリングは白を基調とし、所々に蒼いパーツが取り付けられていた。
その機体のパイロットはライ・ズィ・ブリタニア。そしてその機体の名称はインペリアル。ライがラクシャータに依頼していた機体を回収し、ランスロットを生み出したロイドとセシルによって完成した機体。そしてライのパイロットとしてのスペックを最大限引き出すことができる機体であった。
戦闘はスザクとナイトオブワンの一騎打ちになる。未来を読むギアスを持つナイトオブワンに当初は苦戦するスザクであったが、自分の持つ『生きる』というギアスの効果を逆手に取り、自分の持つ能力を最大限発揮することでスザクはナイトオブワンを討ち取る。
そのギアスを利用できるほどの精神力を持つスザクにはライもルルーシュも驚いていた。
戦闘が終了すると同時にライは再び、世界に向けてあることを発表する。
『ブリタニアの超合集国への参加』
それを聞いた人々は再び驚くことになった。
そしてブリタニアの参加についての会談当日、ライは超合集国側の案内役としてのカレンに言う。
「少し緊張していてね。ちょっと寄り道しても?」
その要求に答えたカレンはライと2人きりなる。そしてそれと同時に彼女は自分の気持ちを語りだす。
自
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