世界樹へ〜
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「・・・ま、考えとくわ」
「・・・里香・・・!」
「ようはチンピラとか来たら差し出せって言うんでしょ?分かったわよ」
「うん・・・お願い」
わたしはカードを入れてアミュスフィアを被る。
「よし・・・・・」
「まあ、怪しいセールスとかは普通に追い返していいんでしょ?」
「は?・・・そうだね・・・なんで聞くの?」
「何でもないわよ」
ベットに横たわり、目を閉じる。
「行ってくるね。・・・リンク・スタート!」
意識がずれる感覚の中、里香が何かを言った気がした。
「・・・ま、チンピラとセールスの区別は勝手にするからね(ボソッ)」
亮〜
俺はログアウトしてから和人と話し合う。
「なるほどね、SAOとALOは構造プログラムがほぼ同じ・・・だからユイも復活できた」
「・・・で、お前は外史っていう世界を回ってる・・・ってか?」
「さすがに信じられないよね・・・」
「・・・いや、亞莎を見ればある程度理解はできるし・・・茅場も言ってたしな」
「はは・・・そうだったね」
「しっかし・・・そうなると本当に漫画みたいだなぁ」
「実際漫画みたいだけどね・・・巡った世界的にも・・・」
「・・・じゃあさ、俺達のこの世界も何らかの形で正史ってのにあるのか?」
「え?あぁ・・・多分ね。・・・ただまぁ、よく覚えてないけど・・・」
「ふーん、気になるな。・・・あ、そろそろ晩飯の支度するか?」
「そだね。今日は何作ろっかなー」
「和洋中ってやってみるか?」
「あ、面白そう。そんでついでにカロリー多めにして直葉を狼狽えさせてやろう」
「ははは、直葉に聞かれたら怒られるぜ?」
「怒って見せましょうか?」
「「・・・」」
俺はフリーズする。
「ええと、直葉さん・・・何時からそこに?」
「二人が晩御飯の相談をしてるとこからだけど・・・亮お兄ちゃん?」
「・・・はい」
うん、外史の話しは聞こえなかったのか・・・じゃなくて、やばい。
「・・・あたしがカロリーとか気にしてるの知ってるでしょーー!?」
「うわ、ごめん!ごめんってば!つーか別に直葉は太ってる訳じゃないんだから少しくらい・・・」
「その油断で人は太るの!それに最近体重増えてきて・・・!亮お兄ちゃんの悪魔!鬼!」
「いや、それは多分違う部分が成長・・・じゃなくて落ち着けって!兄貴も止めてーーー
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