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SDガンダムGジェネレーション・オーバーワールド 明日無き未来へ
第1-4 スペシャル
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智恵理は、マシンガンで残ったヘリオンの気を自分に向けていく。美穂は、智恵理のお陰で慎重にヘリオンに狙いを定めていく事ができ、照準が完全に一致した時、量産型ガンキャノンの両肩に搭載されている240mmキャノン砲を発射した。

「・・・ッ!」

ヘリオンが、気付いた時にはもう遅く砲弾はヘリオンに直撃して爆発していった。

「やったよ!智恵理ちゃん!」



「くらいな!」
「あまい!」

コーラサワーの射撃を和也は回避していく。コーラサワーの腕は確かであったが回避していくにつれて攻撃が雑になっていき乱れが出始めた。

「確かに、腕は立つみたいだけど、この程度で乱れるなら!」
「俺は!!模擬戦闘で・・・」

和也のビームライフルで攻撃していくと着実に命中していった。始めは左腕、右足と次々と撃ち抜いていった。

「負けなしの・・・」
「これで!!」

和也は、ビームサーベルを抜いてブースターを全開にして一気に距離を詰める。

「スペシャル様なんだよ!」

コーラサワーは叫びも虚しく和也は、イナクトを一刀両断した。一刀両断されたイナクトはそのまま爆発していった。

「ふぅ。」
「隊長!こっちは終わりました!」

すると、美穂から通信が入る。どうやら、上手くいったようであった。

「キャリーベース。こっちは、何とかなった。向こうの様子は?」
「苦戦してるようだけど、新しいガンダムのお陰でようやく1機撃墜・・・って!?また、ジェネレーションブレイクが起きるの!?」

リゼルのレーダーにも新たな熱源反応を関知していた。それは、鷺ノ宮隊のいる方向であった。

「このままだと数で負ける!俺達は急いで彼らの元に向かうぞ!」
「はい!」
「了解です!」

和也達は、直ぐに前線の弦達の方に向かっていった。
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