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SDガンダムGジェネレーション・オーバーワールド 明日無き未来へ
第1-4 スペシャル
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服を着た少女が呼んできた。
「お待ちしてました。貴方の機体は何時でも発進できる状態です。」
「ありがとう。君が、整備してくれたのか?」
「はい!私は、整備長をさせれもらってる藤原肇と言います。」
簡単な挨拶を済まして和也は早速MSに乗り込んだ。すると、モニターに2人の少女が通信を入れてきた。1人は先程医務室で出会った小日向美穂であった。
「あ、あの!よろしくお願いします!」
「は、初めまして!わ、私は緒方智恵理って言います。」
2人は、少し緊張ぎみであった。無理もない。彼女達は、実戦はこれが初めてになるのだから。
「2人共よろしく。後、あまり緊張しなくていい。指示は俺が可能限りするしフォローもする。緊張しすぎると反応が遅れて撃墜させれてしまうぞ。」
「「は、はい!隊長!!」」
「(隊長・・・か。)」
和也は、自分達の隊長を思い出していた。まさか、自分が隊長と呼ばれる日が来るとは思ってなかった。
そして、MS達がカタパルトデッキに移動して発進シーケンスが開始される。
「リゼル。発進・・・どうぞ!」
「天宮和也・・・リゼル発進する!!」
「小日向美穂!ガ、ガンキャノン行きます!」
「緒方智恵理。ジム改!い、行きます!」
発進合図の後、和也達は順次に発進していった。
和也達は、発進後直ぐにキャリーベースの後方へと移動すると既に目視出来るくらい敵機が近付いていた。
「智恵理は、センター。美穂は、バックに。俺が、フォワードでいく!敵は空を飛ぶ事もできるMSだ。確実に1機づつ片付けていくぞ!」
「「了解です!」」
和也の指示で2人はそれぞれのポジションについて1機のヘリオンにマシンガンを同時に放った。
「・・・」
「コイツも持ってけ!」
和也は、2人に合わせてクレネードランチャーを発射する。マシンガンとクレネードの連携攻撃には流石に耐えられなくヘリオン1機はそのまま爆発した。
「中々、やるじゃねぇか!たがな、俺は模擬戦闘負けなしのスペシャルなんだよ!」
コーラサワーは、リニアライフルを構えてジム改に向かって射撃行動に入った。
「は、速い!」
智恵理は、コーラサワーの動きに着いていけず翻弄されてしまいリニアライフルの弾が直撃しようとしていた。
「させない!」
しかし、その間に和也が入り込みシールドを使って防御した。
「あ、ありがとうございます。」
「コイツの相手は俺がする!君達は、残りの1機を!」
「コイツ!俺様とやり合う気か!上等!!」
和也は、シールドを構えながらビームライフルで牽制していってコーラサワーを誘導していった。
「美穂ちゃん!私が、引き付けるから後はお願い!」
「うん!さっき見たいにやれば・・・」
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