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インフィニット・ストラトス 黒剣の死神と謳われた天才
その後の更識家と真理一行
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ちゃん。どうして水月達は出て行ったの?」

簪ちゃんは泣きながら聞いてきた。私は何も言えなかった。ただ妹を抱きしめる事しかできなかった。
「ゴメンね……ゴメンね」

私は泣きながらそう妹に言い聞かせた。

(どこにいるの真理)


side:真理

「ハックション」

俺が飛行機の客席でくしゃみをすると

「どうしましました、真理さん。くしゃみなんて珍しいじゃん」

水月が珍しそうにこっちを見ている。

「ただ、くしゃみが出ただけだ。」

俺そう言うと、

「多分、刀奈さんを悲しませたバチが当たったんじゃないですか?」

「そうかもしれない。けど、それなら簪を悲しませたバチがお前に来るかもしれないぞ?」 

そう言い返すと、水月が

「…たぶん…」

と、下を向きながら返してきた。

「なら、会ったときにちゃんと謝れよ」

満月さんがクールに言った。

「分かってるよそんな事。だいたい兄さんはどうなんだよ?彼女さんにちゃんと言ったのかよ?」

「千鶴にはちゃんと言った。『たまには、連絡いれて』て、言われた。」

「あっそ」

水月が言っているうちに俺はあることにきずいてそれを二人に伝えた。

「窓見てみろよ!もうすぐ着くぞ アメリカに。俺達の計画の第一歩目で、大切な第一歩目だ!気合いをいれろよ。」

普段どうりに言っているつもりだが、その声には、嬉しさを隠せていない。





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