第四章 空白期編
第百二話 『続・なのはのシホちゃん観察記録+α』
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腕を振るうが自分を客観的に見てみるとまさにシホちゃんのキラースマイルにやられていると判明してしまったのでなんとも言えなくなってしまいました…。
それを感じ取ったのかオリヴィエさんが念話で、
《なのはも自覚したほうがいいですよ?》
《なにに!? オリヴィエさん!》
《さぁ…なんでしょうね? フフ…》
霊体化しているために表情が分からないけどきっとオリヴィエさんはなにか含みのある笑みを浮かべていると思うんだ…。
うぅ〜…私は、そんな気持ちなんて…フェイトちゃんとだけで、って! フェイトちゃんともそんな関係じゃ…関係、じゃ…?
あれ…? なんだろう。私とフェイトちゃんてなんだかシホちゃんとすずかちゃんみたいな事をもしかしてしょっちゅうやっていた…?
いやいや、そんな事は…。でも、していたのかな…?
迷うの…。
「ナノハは先程からかなり百面相をしていますがなにか考え事でしょうか…?」
そこにアルトリアさんがそう問い掛けてきた。
うん。でもこの話はきっとはやてちゃんがいる場でしちゃいけないんだと思うんだ。
じゃないとよくはやてちゃんに相談して自爆しているシホちゃんの二の舞になっちゃうから。
だから、
「なんでもないよ。アルトリアさん」
「そうですか。てっきりまたシホによる犠牲者が出たかと思い心配しました。シホは最近は女性キラーですからね」
それでアルトリアさんはため息をついていた。
でも内心私はホッとしていたり…。
そんなこんなで私達は現場へと向かった。
◆◇―――――――――◇◆
そして現場に到着してみるとあのジュエルシードの時のように色々な動物が暴走してお互いに争っていた。
さらによく見てみれば一番奥の方に唯一動かない巨大な生物がいる。
そこに今回のオペレーターの人から通信が入ってくる。
『…調べました結果、あの生物からロストロギアの反応が感知されます』
「了解しました。魔力ダメージで倒した後、その生物を転送ポートにて移しますので手配をお願いします」
『わかりました。お気をつけてくださいね』
それで通信は切れる。
その通信は全員聞いていたようで、
「…さて、それじゃちゃっちゃと片付けますか」
「だな。同時に仕掛けるぞ、シホ」
「えぇ、士郎。アルトリアとネロ、オリヴィエ陛下はおそらく親玉の生物の力によって暴走して襲い掛かってくるだろう生物達をお願い。
なのはとはやて、リイン、キャスターは後方で三人の援護を。
私と士郎が親玉を叩くわ!」
『わかった(わかりました)!』
それでまずアルトリアさんやネロさん、オリヴィエさんの三人が敵陣に乗り込んでいって次々と暴走した生物を倒していってシホちゃんと士郎さんの通る道を確保していく。
そしてそれを合図に
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