第四章 空白期編
第百二話 『続・なのはのシホちゃん観察記録+α』
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Side 高町なのは
私とシホちゃんとフィアちゃんの三人で航空戦技教導隊に無事入隊することができて嬉しい気持ちになった。
これからはもっと頑張っていこうと奮起している。
でももうみんなとの約束で無茶なことはしないようにね。
それと話は別になるけど士郎さんとアインスさんとの間にツルギ君という男の子が生まれた。
去年の夏頃にできちゃった結婚式をしたのもよく記憶に残っている。
アインスさんが投げたブーケはエイミィさんが受け取っていたけどやっぱりクロノ君狙いなのかな…?
シホちゃんとはやてちゃんが二人して「おばさんになっちゃった…」と呟いていたのは、まぁしょうがないよね?
でも、時々はやてちゃんが『逆・光源氏計画』なるものを発案しているというが、…ツルギ君、士郎さんやシホちゃんと同じように将来が苦労人になっちゃう運命なのかな…? 少し心配です。
閑話休題
今日は私とオリヴィエさん、シホちゃん、アルトリアさん(魔力軽減ミニサイズ)、ネロさん、はやてちゃん、リイン、士郎さん、キャスターさんの八人での任務です。
なんでも危険なロストロギアの回収任務ということらしいです。
それでシホちゃんに話し掛けてみた。
「今回のロストロギアはなんなのかな、シホちゃん…?」
「さぁね。でも危険指定なんだから心して挑んでいくわよ。それとなのはは私が守るからね…?」
「う、うん…」
わー! わー!…ど、どうしよう!?
シホちゃんの「守るからね」と言ったときの顔がとてもかっこよかったよ。
それで思わず私は顔を赤くしてしまった。
そこにシホちゃんが、
「…? どうしたの、なのは。顔が赤いわよ?」
「にゃっ!? な、なんでもないよ!?」
「そう…?」
ふぅ…なんとかごまかせた。
こういうのはすずかちゃんとフィアちゃんだけだと思っていたのにもしかして私も、シホちゃんが好きなのかな…?
いけないいけない!
そんな事を考えたらすずかちゃんに怒られちゃうの!
「…―――あのな〜? 私達の事、忘れてへんか? なのはちゃん…」
そこにはやてちゃんが話し掛けてきた。
でも、そんなことはないよ?
ただ、今回久しぶりにまたシホちゃんを観察してみようと思っていただけだしね。
「…そか? なんかなのはちゃんがシホちゃんに落とされたように見えたんやけど…」
「そうなのですか…? はやてちゃん…?」
「そんなこと、ないよ…?」
「…なるほど。あれがシホのキラースマイルか。私にはもうアインスがいるからな。
私はもうしないように気を付けるとしようか」
「士郎パパ、えらいです!」
士郎さんもなにやらブツブツと呟いている。
だ、だからそんなんじゃないんだってば!?
それで顔を赤くしながら
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