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ONE PIECE NOVEL -SHISHI BREAK STORY-
第11話 シシ対3大将
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の事を調べるよう部下に指示を出すが……
「ファーザー…あんな男なんかどうでもいいじゃありませんか。『白ひげ』は助けましたが、調べる程の事じゃ……」
ベッジの指示に部下の1人が異を唱えると同時に……
ダァン!!!
「ぎゃあああああ!!」
「……俺に意見するってのか?」
突然、銃声が鳴り響くとベッジが懐から取り出した銃を意見した男に向けて放っており、右肩を貫通した部下は痛みに叫び声を上げる……その光景を見ながら、銃を懐にしまうと他の部下達を睨みつけて……
「てめェらもこうなりたくなかったら、とっととあの男の事を調べるんだ!!」
「「分かりました!!」」
例え自分の部下でも容赦はしないベッジに部下達は一斉に返事をした。
「ふむ……なかなか面白い男だな。出来れば1度会ってみたいものだ。」
僧侶の様な格好に立派なあごひげを蓄えた巨漢の男…破戒僧海賊団船長『ウルージ』通称『怪僧』はあごに手を当てて『白ひげ』といた男を思い出していたが、これ以上映像が映らないと判断するとすぐにその場から立ち去るために歩き出そうとしていた。
「続きが気になる所だが…仕方あるまい。いずれ、またの機会にするとしよう……行こうか。」
ウルージはそう言うと、部下達と共に自分の船へと戻っていった。
「……あんの男!一体何者だっていうんだ!?」
「ちょっ……!ボニー船長!!落ち着いて!!」
真っ黒な画面を見ながら、手に持った肉やピザをやけ食い気味に頬張りって、苛立ちを見せるピンクの髪の女…ボニー海賊団船長『ジュエリー・ボニー』通称『大喰らい』を周りの船員達が必死に宥めようとしていた。
「あんな男がいるなんてあたしは知らないよ!!誰か知ってる奴はいないのか!?」
「いや、それが誰も知ってる奴がいなくて……」
ボニーの問い掛けに船員達は首を横に振る…その光景に彼女はますます苛立ちを募らせ、口に入った食べ物を飲み込んだ。
「ちっ……あの男!『新世界』で会ったら、絶対に正体吐かせてやる!!行くよ!!」
そう言うとボニーは苛立ちながら、その場を立ち去った。
「『白ひげ』と『白ひげ海賊団』の生存確率が共に上がっている……やはり原因はあの男か。」
椅子に座り、カードを自分の体から出したいくつもの藁の上に並べて、この『戦争』についての占いを行っていた藁の色に似た長い髪の毛の男…ホーキンス海賊団船長『バジル・ホーキンス』通称『魔術師』はこの『戦争』が始まった時に行った占いの結果とあの男が現れて後の結果が大きく違っていることに驚きつつも、再びカードを手に
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