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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epic8-B神は言っている。魔法少女になる運命だと〜The FooL〜
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だったわ。
「だったらあたしがなってやるわよっ、魔法使い! 前、セレネは言ってたわよね! 私たちと契約して、魔法少女になってよって! 契約でも何でもしてやるわ!」
今もこうしている間になのはとユーノがまずい状況になっていくわ。様子を窺えば、なのははユーノを抱えながらも杖から光の柱を撃って、怪物2匹を消し飛ばしてた。でも、また新しい怪物が出て来るし。いつやられてもおかしくない状況。もう恥ずかしいとか、そんなのは頭の中から吹き飛んだわ。
「わ、私もなる! アリサちゃんと一緒に魔法使いになるよっ!」
「すずか!? あんた、何言ってるのか解ってんの!?」
すずかまで魔法使いになるなんて言い出した。
「解ってる! 魔法使いになれば、なのはちゃん達を助けられるってことが!!」
こうなったすずかはもう折れない。それが判るからこそもう何も言わない。
「で? どうすればなれるのよっ? そのデバイスとかを使えばいいわけっ?」
エオスが首から提げてる宝石に手を伸ばそうとしたところで、セレネが「ごめん。あなた達はなれないんだよ」って呟いたのが聞こえた。
「どうしてよ?」「どうしてなの?」
「魔導師が魔法を扱うには、リンカーコアっていう器官が必要なの。なのはは管理外世界じゃ珍しくリンカーコアを持っていて、しかも総魔力量が桁違い。だから素人なのに、あれだけの魔法戦が出来る。けど、アリサとすずかには無いんだ、リンカーコア」
「えっと、あの契約の話、私なりのギャグのつもりだったんだよね・・・」
「「そんな・・・・」」
結局あたし達は、大切な親友なのはがボロボロにされるのを黙って見ていることしか出来ないわけ? なのはは光の弾を何発も撃って、怪物たちを寄せ付けないようにしてるけど、明らかに動きが鈍ってきてる。あたしはもう見ていられなくなって、宝石に手を伸ばして掴み取る。
「「アリサ・・・!?」」
「無理だろうがなんだろうがなってやるわっ!! あたしは魔法使いになって、なのは達を助けるんだから!!」
「私も魔法使いになります!!」
宝石を握ってるあたしの手に、すずかも手を添えてきた。すると宝石から強い光が発せられて、ビックリしてあたしとすずかは宝石から手を離す。
『その願い、叶えましょう』
「「「「え、なに!?」」」」
女の子の声のようなのが聞こえた気がした。辺りを見回しているとエオスの首から宝石が離れて、あたしとすずかの前にまで浮いて近づいてきた。宝石の中からまた別の青い宝石が出て来くると、セレネとエオスが「ジュエルシードが!」って驚きを見せる。そのジュエルシードの放つ光が光線みたいになって、あたしとすずかの胸に入り込んできた。
「「っ・・・!?」」
「アリ
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