暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epic8-A神は言っている。魔法少女になる運命だと〜The FooL〜
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どうして!?』

なのはのご家族や友達のみなさんと一緒の旅行先で、僕は予想だにしない再会をした。セレネとエオス。僕の1つ年上で双子の姉妹で、僕にとって幼馴染であり親友であり家族。そんな2人がこの世界に訪れていたなんて。ついて来ないでってあれほど強く言ったのに。
睨みを利かせて怒鳴ると『そんなことよりさ、なに女湯なんて入ろうとしてるの?』セレネが殺気を漲らせてきた。エオスも見上げるような感じで『サイテー』思いっきり睨み付けて来てる。

『うっ。それは・・・』

反論の余地がないから、セレネの質問に質問で答える(カウンタークエスチョン)に文句が言えない。

『『スクライア一族の掟、その1!!』』

『は、はいっ! 動物形態を悪用して、社会に御迷惑をおかけしてはいけないッ!』

スクライア一族にはいくつか掟が在る。その1つが、動物形態の悪用厳禁。今の僕はそれに抵触してる。なのはに連れられるままに女性専用のお風呂にまで来た僕。いくらでも拒否するチャンスも術もあったのに、こうして来たんだから、罰せられるのは当然なんだけど・・・だけど!

『(やっぱりスルー出来ない!)僕も悪いのは認めるよ。でも、ペリオさんの言うことを無視して、こうして僕について来た2人も悪いよね・・・?』

『『うっ!』』

僕はジュエルシードを回収するために、セレネとエオスのお父さんであるペリオさんに許可は貰った。フィヨルツェンさんが居なくなったことで2人は余計に僕と一緒に居たがるようになって、だからジュエルシード回収に出る時、ついて来ようとした。
それを止めたのは何も僕だけじゃない。ペリオさんももちろん止めた。戦闘魔導師として日が浅いから危ないってことで。“クレイオスソウル”を手に入れてそれなりの攻撃魔法を習得したけど、搦め手にはどうしようもなく弱い。視野が狭いと言うか。僕との模擬戦では適当に設置しておいたバインドに馬鹿みたいに引っかかるし。

『それに。どうしてアリサさんの家に居るんだ?』

『それを言ったら、どうしてユーノは、なのはって子の家に居るわけ!?』

『しかもレイジングハートも持たせてるし!』

『そ、それは、ジュエルシードの回収を手伝ってもらっ――』

『はあっ!? スクライアの掟どころか管理局法違反じゃん!』

『管理外世界の原住民に魔法を教えることはご法度・・・って、コレは私たちもだけど・・・』

『なっ!? アリサさんにも魔法を教えたの!?』

『『うん・・・』』

なんてこったと本気で頭を抱える。とにかくお互いの現状を知ることにした。どうやらセレネとエオスは僕が発ってすぐにメッセージをペリオさんに残して、家出同然で来たみたい。そして、この世界を訪れてからすぐに発動前のジュエルシードを1個回収。2個
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