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Epic8-A神は言っている。魔法少女になる運命だと〜The FooL〜
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浸かりたいし。

(なのははフェレット(ユーノ)を連れて来てるし、あたしも新しいペットを紹介ってことでいいかもしれないわね)

バッグの中を覗いて改めて2人に注意しようとしたんだけど、「・・・って、どこ行ったのよッ!?」ついさっきまで中に居たのに、もうその姿がバッグの中のどこにも無い。着替えとかを漁ってみたけど、やっぱり居ない。
在るのは、デバイスとかいう紫色の宝石。ユーノが首から提げてたやつとソックリだけど、「まさかね」馬鹿な考えを振り払う。近くを捜しながら「もう、馬鹿ぁ。どこに行ったのよぉ・・・!」本気で焦り出す。従業員の人や変な客に見つかったら、絶対に拾われたりおもちゃにされたりするかも。

「あっ! もしかしてあいつら・・・!」

行き先が判った。あたしが許可したことで我慢の限界に達したエオスが、セレネを連れて先に温泉に入りに行ったに違いないわ。なのは達が先に入ってるはずだから、何か馬鹿なことを仕出かすんじゃないかってまた焦る。すぐに向かいたいけどバッグが邪魔になるから、バッグを置きに行くために急いで部屋に戻ったら、のんびりお茶を啜ってるなのはとすずかが居た。

「のどかだねぇ、すずかちゃん」

「そうだねぇ、なのはちゃん」

「なのは、すずか!?」

まるで老後の和やか雰囲気を纏っていた2人は「アリサちゃん。おかえり〜」ってのんびり口調で迎えてくれた。ていうか「どうして居るのよ・・・?」先に行ってるんじゃなかったの?

「どうしてって。アリサちゃんを待ってたんだよ」

「先に入って待ってるより、一緒に入るのを待ってたかったんだ」

「っ!・・あ、ありがとう。待っててくれて」

「「どういたしまして♪」」

そんな嬉しいことを言ってくれる2人にはすっごく感謝なんだけど、残念なことにそれを心の底から喜べる状況じゃないのよね。着替えを取り出して浴衣を手に取り、「急いで行くわよ!」散々振り回すようなあたしなのに、2人は「うんっ♪」笑顔で頷いて、ついて来てくれた。あたし、あんた達と友達に、親友になれてすごく嬉しいわ。恥ずかしいから面と向かって口には出せないけどね。

「アリサちゃ〜ん。楽しみなのは判るけど、ちょっと速いよ〜」

「温泉は逃げないよアリサちゃん」

「判ってるわよ、すずか。・・・さっきペットの話をしたわよね。そいつらがあたしの荷物に紛れてたのよ。さっき部屋出た時のは、そいつらが居ることに気付いて動転しちゃったからなんだけどさ」

「え、そうなの? トートバッグに入って、しかも鳴き声が無いってことは・・・」

「普段は鳴かない小動物、かな。それに、らってことは複数? どんな子なの?」

なのはとすずかに「まあね。リスとハムスターなんだけど」そう答えると、ユーノが「きゅ
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