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転生とらぶる
機動戦士ガンダムSEED
0227話
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いうのに折角の戦力が怪我をして使い物にならなくなりましたって訳にもいかないだろう」
「そりゃまぁ、確かにそうだけどよ……その説明でイザークが納得するかどうかはちょっと厳しいぜ」

 気を失っているイザークを受け取りながらディアッカがそう呟く。
 確かに、この負けん気の強さはカガリと良い勝負だな。……違いは能力があるかどうか、か。

「そうだな。目を覚ましてもまだ納得していないようなら、この戦争が終わった後にオーブへ来たらたまには相手をしてやると伝えておけ。ホワイトスターでならMSを使った戦いが出来る場所もあるしな」
「……いいのか?」
「こいつは確かに直情的だが、だからこそ裏でこそこそするような真似はしないだろうさ。……もっとも、そういう事をするのならシャドウミラーとしてもそれなりの対応が必要になるだろうがな」
「分かった。そう言っておく」
「じゃ、俺はそろそろ行かせて貰うぞ。レモン達が待ってるんでな」
「こういう時に恋人がいるってのはいいよなぁ」

 どこか羨ましそうに俺を見るディアッカ。その様子に思わず苦笑を浮かべてしまう。

「ミリアリアにはトールがいるんだから、お前もいい加減諦めればいいものを」
「ふん、そんなので諦められるんなら最初から好きにはならないさ。見てろよ、いつか振り向かせてやるからな」
「……痴情のもつれで刃傷沙汰とかは御免だぞ」

 それだけ言って、レモン達が待っているアークエンジェルへと向かった。





 イザークを伸してから4日後。アークエンジェル、クサナギ、エターナルの修理と整備も完了し、いよいよヤキン・ドゥーエへの奇襲を実行する日がやってきた。メンデルのドッグから転移したのでは転移時にメンデルの機材とかも転移フィールドに巻き込んで一緒にヤキン・ドゥーエまで持っていく可能性がある為に、現在はトリニティゲインに乗り込んで宇宙で待機している。そしてトリニティゲインの側にはアークエンジェル、クサナギ、エターナルが集まっていた。そんな中で、トリニティゲインのコックピットからそれぞれの艦のブリッジや既に搭乗済みの機体に乗っているパイロット達と通信を繋げて奇襲の最終確認をしている。
 ちなみにナタルはアークエンジェルのC.I.C.担当に復帰したが、脱出ポッドで助けられたフレイはなんとエターナルでオペレーターとして働く事になった。
 当然と言えば当然なのだが、フレイとしてはキラに対する想いがある為にキラのいるエターナルへの配属を希望したのだ。その結果、エターナルではキラ、ラクス、フレイの三角関係が勃発。アスランは神経を削ってカガリに愚痴り、バルトフェルドは面白いドラマを見るような目でそのやり取りを眺めているらしい。
 にしてもスーパーコーディネーターのキラに、プラントの歌姫ラクス、父親
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