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魔法少女リリカルなのは平凡な日常を望む転生者 STS編
第21話 ロストロギア防衛戦
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ターズがいる車両へと降りていった。

「自業自得だな。自分勝手な行動ばかりしているからだ」
「全く、本当にアイツを部隊に入れたままにするのか?アイツ絶対また勝手に動くぜ?」
「………」
「なのは………」

シグナムとヴィータの厳しい言葉になのはは何も言えず俯く。
そんななのはに声をかける言葉の見つからないフェイト。

敵も現れる事は無かったが重苦しい空気が4人を包んでいた………












「助かったよクアットロ」
「全く………手間をかけさせないでよ………」
「セインもよく頑張ったな」
「疲れた………今日はゆっくり休む………」

事件現場から10Km程離れた森の高台。
そこに疲れた顔をした零治とアギト、疲れてだらっと切り株に座っているセイン。
そしていざという時に援護出来るようにと来ていたクアットロとディエチがいた。

あの後、クアットロのシルバーカーテンで現れたブラックサレナの相手をしている内にバインドから逃げ出した零治はそのまま何とかレリックを回収したセインの所まで転移し、再び転移して戦線を離脱した。

「で、セイン、レリックは?」
「あっ、うんここに………」

そう言って腕に抱えていた箱をディエチに見せる。

「確認させてもらうわよ………」

クアットロが中を確認すると中には赤い宝石があった。

「これがレリック………」
「そうよ。ドクターが零治と会う前から集めていたロストロギア、レリックよ」

赤く光る綺麗な宝石。
これが原作でも今のこの現状にも関わっていく大事なロストロギア。

「綺麗だな………」
「下手に触れないでね、魔力に反応して爆発するから。………と言っても高い魔力にだけど」
「怖いこと言うなよディエチ………」

触れそうになった手を思わず引っ込めるアギト。

「取り敢えず今日はこれでミッション完了だな。セインもバテバテだしさっさと帰るか」
「そうね」

クアットロにそう言った零治は再びブラックサレナの姿に。
そして4人に触れ、その場から転移した………










「さてそれじゃあ訳を聞こうか?何で私の命令を無視して持ち場から離れたんや?バルトさんの持ち場は2両目の防衛やったよね?」

機動六課のブリーフィングルーム。
そこにいるはやて、なのは、フェイト、バルトの4人を包む空気はかなり重苦しい。
作戦成功の労いや、その後の話など小2時間ほど済ませた後解散となったが、バルトだけその場に残され、なのはとフェイトは隊長という立場から自分達も残ると進言し、現在ブリーフィングルームに4人がいる形となった。

「ああ、だからどうした?」
「どうした?本気で言ってるん?」
「くどい、
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