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魔法少女リリカルなのは平凡な日常を望む転生者 STS編
第21話 ロストロギア防衛戦
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、分かった!!』

そう言って通信を切ったはやてはすかさず車両の中にいる新人達に連絡する。

「はぁ………冷めちまった。おい黒の亡霊よ………せっかく久しぶりにマジで戦えると思ったのによ………」

まるで友人に話しかけるように気安く近づくバルト。
零治もその場から動かずバルトが来るのを待っていた。

「………」
「んだよ黙って………」
「お前は本当に………!?」

そう言いかけた零治にピンクの輪っかが現れ拘束した。

「バインド………」
「黒の亡霊さん、あなたを連行します。大人しく付いて来てください!!」

レイジングハートを構えたなのはだ。
そのなのはに続き、フェイト、シグナム、ヴィータもそれぞれのデバイスを構えながら取り囲んだ。

「おいなのは、てめえ………!!」

バルトの怒りの言葉を聞いてもなのはは動じず、零治から目を離さない。

「………もう用はない悪いが帰らせてもらう」

零治がそう言うといきなりブラックサレナがなのは達のそれぞれの目の前に現れた。

「えっ!?何で!?」
「私達が全部倒した筈だぞ!?」

フェイトとヴィータが驚いている中、ブラックサレナ達が立ち塞がっている。

「数は少ない、我々で一気に殲滅するぞ!!」

シグナムがそう声をかけた瞬間だった。

「あばよ黒の亡霊………」
「………」

零治は光に包まれ、バルトの方を見つめたままジャンプしたのだった。

「あっ!?バインドが!!はやてちゃん、追跡を………」
「無駄だ、もうこの周辺から離れただろう。奴は普通の転移とは違い、手早くしかもかなりの距離を転移出来るからな………」
「バルトさん、何でそんなに詳しいんですか………?」
「………それより良いのか新しいブラックサレナは?」
「そう言えば!!」

慌てて自分の前に現れたブラックサレナに身構えるなのは。

「………あれ?」
「消えちゃったんだよなのは」
「えっ、どういうこと?」
「言葉通りの意味だよ。何だよいきなり現れたと思ったら消えて………」

ヴィータがブツブツと文句を言いながらユニゾンを解いた。

「みなさん、はやてちゃんから通信です。『後はもう少しで援軍の本局の魔導師が到着するからそれ次第六課に戻るように』らしいです。その時、一緒に新人達も連れてくるようにらしいです」
「了解だ。………それじゃあ俺は休ませてもらうぜ。後は隊長方にお任せするぜ」
「ちょ、バルトさん!!」
「バルトさん!!」
「ん?何だチビ助?」
「チビじゃないです!!バルトさん、今日の行動にはやてちゃんはカンカンです。後で呼び出しを受けると思うので覚悟しておいてください!!」
「へ〜い」

そんなリインの言葉を聞いてバルトはゆっくりス
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