上様のおな〜り〜
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「しかし、凄いですね。いつのまにこんなに…………」
「昨日だ。あと、あまり詮索はするな」
「わ、わかりました」
「それより、早く始めるぞ。ここが一番危険だから私がやる。若松は食料と衣類などの染物を頼む」
「へい。ただちに」
若松は別の倉へといった。さて、奴はかなり優秀な部類に入るだろう。やはり陰謀か何かか…………こちらにとっては都合が良かったがな。だが、念の為に警備は厳重にしておくか。どうせ置くなら人型がいいな。いや、それより双子を鍛えた方がいいか?
まて、今、シオンは双子と双子の部屋にいる…………まずい、すぐ終わらせて向かわねば!
シオンSide
双子連れて、彼女たちの部屋へと案内する。結構広くしてある。
「ここが君たちの部屋だ。はいってごらん」
「「はい」」
しかし、怖いくらい息ぴったりだな…………逆に面白い…………くくく。
「すごいね咲」
「広いね加奈」
しばらく、二人は仲良く部屋の設備を見ていた。
「「これすごい、中が冷たいよ」」
冷蔵庫か。この時代には無いからな。倉まるまるとちっこいのを作って、ここにも置いておいた。
「そこに水筒とかいれておくといい。冷たくて美味しいぞ」
「「は〜い」」
「さてと、二人共そこに布団しいて座って?」
「「っ!」」
二人同時にびっくりしたな。見てると面白い。
「ほら早く」
「「はっ、はい」」
言われたとおりに布団を引き、その上で正座する二人。
「じゃあ、次は俺の瞳をよ〜く見ておくんだ」
「「?」」
「いいね?」
「「…………(こくこく」」
魔眼を利用し、対象に知識を脳へ直接植えつける。どちらかというと催眠術に近いが、魔法なので問題無く…………むしろ強力なので実行する。
「「っ!」」
ついでにギアス使って命令をいれとくか。
「我が命に絶対服従だ」
「「…………はい…………」」
虚ろな瞳で答える双子。
「目を逸らすなよ」
しばらくして、彼女たちは倒れた。
「ふう、これでよしっと」
彼女たちを布団の中にいれ横たえると、殺気を感じて回避行動を取る。
「なにしてるっ!!!!」
「うわ!」
エヴァが障子を突き破って、とび蹴りをしかけてきた。
「なにするんだ!」
「これはどういうことだ?」
今双子の服は倒れた時に微妙に着崩れしていた。
「エヴァの勘違いじゃないかな?」
「私というものが有り紗代までいながら…………」
「はい、聞いてませんね。っと」
今度は回し蹴りだ。
「この、この! 天誅だ!」
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