2.「ここは・・・知らない天井だ・・・・」
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庭なんだが、窓から見ている人も結構いるみたいだ。
ちなみにこのナイフは、刃が潰れていて切れないようになっている。
武偵かを問わず人を殺してはいけないのもあるが、俺の戦闘スタイル上この刃無し(ノーエッジ)が都合がいい。
自分でいうのも何だが、俺のスタイルはまさに武偵にとって理想であるとも俺は思っている。
まあ俺のスタイルは口で言うのは簡単なんだが、いかんせん俺以外は出来ないと思う。
そんなかんだで俺は、いい加減そろそろ怠くなってきたので先頭で俺の合図を待っているっぽいツンツン髪の男に向かって手で合図する。
『早く来いよ』と―――。
「っ・・・。おもしれぇっ!!!」
その先頭のツンツン頭の男は、腰に掛かっている拳銃―――ドイツHK社が開発したガス圧利用式のサブマシンガン、MP5をこちらにむける。
後ろにいた面子も、がちゃがちゃと次々に自分の得物を手に取りだす。
はっ、こころなしか昂ぶってきやがったぜ。
なんだかんだいって、俺も男なんだと改めて自覚する。
いっつも争いごとはめんどくさがって断わってたが、たまにはいいかもなぁ・・・・。
思わずそんな気持ちになってしまう。
「んじゃあま、・・・いくぞぉぉぉぉぉ!!」
俺はそういいつつ、地面を蹴った。
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