二十五層ボス攻略戦上その二
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キリトサイド
今回のボスは、武器を持っておらず丸腰だった。その油断が、最悪の事態を引き起こす。
最初に気がついたのは、他でもない俺とクラディールだった。ボスが床を踏みしめると床が大きく陥没し、ボスはそこから柄の長い鎚を取り出したのだ
「「まずい、皆離れろ!」」
俺とクラディールの警告は、何もかもが遅すぎたーーー
最初に犠牲になったのは、総攻撃を仕掛けようとしていた軍の大部隊だった。
「ぐわああああっ!」
円を描くような一撃は軍のプレイヤーの殆どを巻き込み・・・攻撃を食らったプレイヤーのHPを、跡形も無く吹き飛ばした。
ーーーボス部屋は、瞬く間に阿鼻叫喚の巷と化した。それにより飛び散った破片は、恐ろしい速度でリリーナさんに飛んでいきーーー
音速を越える速さで駆けつけたクラディールがその破片を両断していた。
「キリト!アスナ!クライン!十秒持ちこたえてくれ!」
そう一声叫び、クラディールは必死の形相でウィンドウを開いた。よし、そういうことなら任せとけ!
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