暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D 〜聖人少女と腐った蛇と一途な赤龍帝〜
第3章 さらば聖剣泥棒コカビエル
第50話 チュパチュプチュッポン
[1/13]
[8]
前話
前書き
[1]
次
最後
[2]
次話
「そんなことがあったんですか……」
木場が部室を立ち去ったあと俺達は家に帰り、今部長から最近の木場の様子がおかしかった原因を俺の部屋で聞いていた。聖剣計画……聖剣エクスカリバーを扱える者を育てる計画。それだけならそれほど間違っているとは思えない。だけど教会の連中が人為的に養成させた人たちを、適応できなかったからって処分するのは絶対に間違ってる! 仮にも同じ人間だろ! どうしてそんな真似ができるんだよ!
「……主に仕える方々がそんなことをするなんて……」
「私のことといい、アーシアのことといい、教会の連中ろくな事しないわね」
一緒に説明を聞いていたアーシアは悲しそうな顔をしている。でも確かにレイナーレの言うことには一理あるよな。木場のこと、アーシアのこと、それに昔レイナーレにあったことを考えるととてもじゃないけど教会が、いやこの場合神か? 神がアーシアの思っているような聖人君子とはとてもじゃないけど思えない。
「私が祐斗を悪魔に転生させた時、あの子は瀕死にもかかわらず強烈な復讐を誓っていたわ。生まれてからずっと聖剣に狂わされてきた人生だからこそ、悪魔としての生を有意義に使って欲しかったのだけどね……」
部長も悲しそうにしてる。そりゃそうだよな。せっかく助けることが出来た命だってのに復讐のためだけに生きるなんて、そんなの悲しすぎる。
「それで部長、これからどうするのかにゃ?」
そこで話を聞きにうちに来ていた火織たちのうち、黒歌姉が部長に聞いた。
「……しばらく様子を見るわ。あの写真を見てから祐斗の頭の中は聖剣のことでいっぱいでしょうから」
「……祐斗さん、以前みたいに戻ってくれますよね?」
「もちろんよアーシア。だから安心なさい」
そう言って部長はアーシアの頭を撫でてあげていた。木場のやつ、アーシアにこんなに心配かけやがって。いろいろあったんだろうけど早くもとのお前に戻れよ!
「……さて、夜も遅いことだしそろそろ寝ましょうか」
そう言って部長は……おもむろに服を脱ぎだした!?
「ちょっ!? 何してるんですか部長!?」
「何って服を脱いでいるのよ? 私、寝る時は裸でないと眠れないの。言ってなかったかしら?」
「初耳ですよ!? ってそうじゃなくてなんでここで脱いでるんですか!? ここ俺の部屋ですよ!?」
「ここであなたと寝るからに決まっているでしょう?」
いやいやなんでそんなあたり前の事のようにして言ってるんですか!?
「わ、私も寝ます! 一緒に寝ますぅ!!」
ってアーシアまで脱ぎだそうとし始めた!? ちょ、部長はともかくとしてアーシアみたいな純粋な娘までそんなことしちゃいけません!
俺は今にも服を脱ごうと
[8]
前話
前書き
[1]
次
最後
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ