第四章
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して普段からいる様になった、そしてマネージャーに対してこう言ったのである。
「これまで色々な作品に出て色々な役を歌ってきたけれど」
「エルザは特別なんだね」
「最初は綺麗なお姫様だと思っていたけれど」
それだけだと思っていたのだ、お姫様だから憧れていた。
だが実際はどうか、麗しい白銀の騎士とのロマンスの筈が。
「こんなに不安になるなんて」
「思いも寄らなかったね」
「ええ」
それはとてもだというのだ。
「今本当に不安よ」
「イエルザレムさんも苦しいっていつも言ってるしね」
「ローエングリンは本当にそうした作品なのね」
「あのルートヴィヒ二世もヒトラーも愛していたけれど」
この二人はワグネリアンとして有名だがとりわけこのローエングリンが好きだったのである、このことはワグネリアンの中でも有名だ。
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