第三章
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えで多くの星達が瞬いている。
その星達のうちの一つ、皆無意識のうちに一際白く大きなものを見上げてそして願ったのだった。
戦場の中のクリスマスのことだった、彼等は普段よりは豪勢な食事を楽しみながらそうしてサンタクロースに願った。
「早く戦争が終わりますように」
「一日でも早くな」
こう祈りを捧げてクリスマスの夜を過ごした。彼等にとって今は普段よりいい一日だった、そしてその普段が終わって日常に戻ることを心から願うのだった。塹壕の中で。
塹壕の中で 完
2012・12・2
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