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消えたソウルフード
第一章
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だ。 
 だがそういったもの以外にもだとだ。彼は店員達に話すのだった。
「この他にもな」
「マッシュポテトやアイスクリームもありますが」
「他にもですか」
「ああ、ちょっと考えてるんだよ」
 こうだ。腕を組んで話したのである。
「今な」
「ううん、新しいメニューですか」
「それをですか」
「一応本社にも話してみるな」
 彼を雇っているだ。上の方にもというのだ。
「ちょっと考えてみるってな」
「けれどアメリカ料理ですよね」
「ああ、それはな」
 確実だというのだ。何しろハンバーガーショップだ。それならばこれは外せなかった。
 それでだ。彼も言うのだった。
「だから。他にもな」
「ピザはイタリアですしね」
 店員の一人はピザを話に出したがすぐに自分で打ち消した。
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