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紫天の主は管理局の少将
神話の戦い?
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います。相手は切り込み隊長レヴィと新入りの冥府の炎王イクスヴェリアです。

「あ〜〜〜アタシはリミッターがかかってるからな。そこまで力がでねえかんな。基本的に援護に回るぞ?」

「はい。もちろん、隙をついて壊してくださいね」

「任せろ。むしろ、そっちが本業だ。んじゃあ、アタシらは攻め込む側だ。存分に暴れてやるか」

「もちろんですよ」

魄翼を展開して、進もうとしたら…………行き成り炎の砲撃が飛んできました。それをヴィータが弾き返してくれました。

「おいおい、こっちが攻め込むんじゃなかったのか?」

「レヴィとイクスですから。二人共マイペースですから…………」

「まあ、良いか」

移動を開始すると、至る所から砲撃魔法が飛んで来ます。私はそれを前に出て魄翼で弾いて行きます。

「おっ、出て来たな…………おい、数が多いぞ」

「アレはやばそうですね」

向こうの方から数人のイクスがこちらに走りながら炎弾を放って来るので、私もヴェスパーリングを放ち、ヴィータも鉄球を放ちました。それがイクスに命中すると、身体の一部が弾け飛びました。

「以外に弱いな…………」

「…………敵対生物からの攻撃を射程内で被弾…………天より下されし判決の炎(ソドム・ゴモラ)を起動します…………」

「ヴィータっ!!」

私はヴィータに抱き着いて、魄翼で全身を包んで完全にくるみ、眉を形成しました。その瞬間、とてつもない衝撃が私達を襲いました。





アンリ






「あっ、はっ、はっ」

目の前の光景に笑うしかない

「笑ってる場合じゃ無いですよ!!」

「何を言っている。笑うしかないだろう」

「あっ、有り得ない…………」

シュミレーターが有った場所は現在、天に登るような巨大な炎の柱が上空へと突き抜けている。そう、観測すると成層圏まで炎の柱が出てきいる。その温度は2000万度までまで出ている。温度はどんどん上がっているうえに、火柱が多数現れる。

「流石は天より下されし判決の炎(ソドム・ゴモラ)」

「シミュレーターがぁああああああぁぁっ!!!」

「大丈夫だよね? 非殺傷だよね?」

「何言ってんの。殺傷だろうが、非殺傷だろうが、この威力だったらただで済まないに決まってんじゃないか」

特殊な結界をシミュレーターに混ぜて展開してなければやばかったな。

「ヴィータちゃん! ヴィータちゃん、返事して!!」

「おや、これはまた凄いですね」

「これはイクスか」

ディアーチェとシュテルがバスケットを持ってやって来た。

「シュテル、ヴィータちゃんとユーリちゃんがっ!!」

「落ち着け。ヴィータはユーリが守っているだろうか
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