暁 〜小説投稿サイト〜
『言霊使いと幻想郷』
第十九話
[2/3]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
夢は霊夢で何故か遠泳をしていた。

「霊夢ぅ、ビーチバレーで遊ばないか?」

「……今忙しいからいいわ」

 何か素っ気ないな霊夢……。

「(……誠兄に水着を見られるのは恥ずかしいわよ……)」

「仕方ない、美鈴や霧雨達もやらないか?」

「おーいいぜ」

「やりますよ」

 美鈴や霧雨達が集まってくるが……。

「どうした霊夢?」

 何故か遠泳していたはずの霊夢がやってきた。

「……私もやるわ」

「え? だってさっき……」

「いいから私もやるわ」

「お、おぅ」

 何か押しきられたけどまぁいいか。

「プ、デ霊夢」

「霊符『夢想封印』ッ!!」

「理不尽だぜェェェェェーーーッ!!」

 そしてぴちゅられた霧雨であった。

「霊夢、霧雨は何かしたのか?」

「気にしなくていいわ誠兄」

「……そうか」

 まぁいいか。

「それじゃあやるぞぉ〜」

 俺はバレーの網と棒を出して孝之に作らせた。

「俺が作るのかよッ!!」

「気にするな」

 お前は執事だろうよ。さて準備は出来たみたいだな。

「そーれッ!!」

 ビーチバレーが始まった。ちなみに博麗組と紅魔組に分かれている。

「パチュリー様ッ!!」

 美鈴がトスでパチュリーに上げた。パチュリーも飛翔してアタックしようとするが……。

「むきゅッ!!」

「ぁ〜ぁ……」

 勢い過ぎたせいで顔とボールが衝突した。パチュリーはそのまま倒れた。

「パチュリー様ッ!!」

「むきゅ〜」

「こら駄目だな。気絶してる」

 てわけでパチュリーが退場して代わりに孝之が加入した。

「ぅ〜、私も霊夢とビーチバレーをしたいわ……」

 いやいや、日光に当たると消えるだろ。

「そりゃッ!!」

 霧雨がアタックをした。それを美鈴がレシーブで受けようとする。

「あ……きゃッ!?」

 その時、砂で態勢が崩れて美鈴の胸に当たって弾みでビキニが取れた。

「オォッ!?」

「み、見ないで下さいッ!!」

 美鈴がさっと胸を隠す。ありがたやありがたや……。

「誠兄」

「どうした霊……」

 後ろを振り返ると夢想封印のスペルカードを持った霊夢がいた。

 ……俺死んだかな?

「お、落ち着け霊夢。話せば分かるッ!!」

「問答無用ッ!! 霊符『夢想封印』ッ!!」

「ちょ、ま……アーーーッ!!!」

「……ぴちゅられたな……」

 霊夢に問答無用でぴちゅられたのであった。





〜〜その後〜〜

「はい誠さん。例の物ですよ」

「ありがとう文。はいお金」

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ