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なのは一途のはずがどうしてこうなった?
十五章 個別訓練、個別指導
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てしまったのだ。



私、今まさに総受けね!
迫る魔弾。
操作する相手は高町なのは教導官だ。
出来ればミウラ教導官が良かったわ。
二人きりの訓練なんて、濡れるシチュエーションだもの。

「はい、雑念ありすぎなの。もう一回」
「すいません……」

スバルが羨ましいわ。
なのはさん、マジ厳しい。絶対この人Sだわ。
何で、私だけマンツーマンなのかしら。
期待の表れととっていいのだろうか。
きっとそうに違いないわ。



キャロ・ル・ルシエは訓練後の高町なのはとミウラ・ケイタの様子を伺っていた。
その様子は仲が良く、羨ましいと思えたのだ。
私ももっとエリオくんと仲良くなりたいと少女は幼いながらも考えた。
それを保護責任者であるフェイト・テスタロッサ・ハラオウンに聞くのは当たり前のことであった。

「うん、それはね。セックスすると仲良くなれるよ」
「せっくす?」

キャロ・ル・ルシエは聞いたことのない単語を復唱した。

「うん、そうだね。誰かと、特に男の子と仲良くなるにはセックスが一番だよ。キャロ」
「わかりました。私、エリオくんとせっくすしてみます。所で、せっくすってなんですか?」

その質問にフェイトさんは顔を赤らめて答えてくれた。

「うーん、私が説明するよりも、ケイタの方が詳しいよ。あとね、あまり人前でセックスって言っちゃダメだからね? それは大切な人とするものだから」
「わかりました。気をつけます。せっくすについてはミウラさんに聞けばわかるんですね?」

すごいなぁ。ミウラさんは。何でも知ってるし、とっても強い。
それに、エリオくんの憧れでもある人だ。
ミウラさんとももっと仲良くなりたい。
だから、今度せっくすしてもらおう。



「エリオくん。せっくすって知ってる?」
「せっくす? 初めて聞く言葉だよ。キャロ、それって何?」

ミウラさんに聞く前にエリオに聞いてみたけど、やっぱり、知らないみたいだ。

「誰かと仲良くするためにすることだってフェイトさんに教えてもらったの。でも、あんまり人前で言っちゃダメなんだって。せっくすについてはミウラさんが詳しいって言ってた」
「なら、ミウラさんに一緒に聞きに行こう。僕も色々な人と仲良くなりたいし」
「うん」

壮大な勘違いと知識を付けた二人は爆弾を抱えてミウラ・ケイタの元へ向かった。



うっかりフェイト。
うっかりキャロ。
うっかりエリオ。
配点:(責任)



いつもながら問題作です。
さて、今回のネタは境界線上のホライゾンネタと知ってる人は知ってるものです。
この章で警告が来たら次回の章が丸まるボツになるので困るぞ……。

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