暁 〜小説投稿サイト〜
ある魔導士の歩む道
第一話『出会いって突然だよね』
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姿は消え、先ほどまでとは違う光輝く町並みだけが残される……

「……今度は逃げられると良いね。マテリアルS」


















◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆



窓の重要性を知った僕はとりあえず、入って来た光の方を見る。

そこにいたのは……綺麗な女の人だった。

『リカバリー』

「!」

女の人が持ってた杖から声が聞こえた。杖が光って、機械みたい所が、丸くて紅い宝石みたいなキラキラしたところに消えていって、そして残った宝石も小さくなった。

「!!」

でも、もっと驚いた事がある。

何に驚いたかと言うと……女の人の服がその、あの、消えてるんだ……

とりあえずさっきの宝石をポケットに入れてから、女の人の身体に毛布を掛けて、ベットに寝かせる

「とりあえず、掃除だよね……」

僕はあけっぱしにしていた窓を閉めて、ひどい状態の部屋をみて掃除をすることにした


















◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆



「ここは……どこでしょう?」

辺りを見渡しますが、分かった事はここがどこかの部屋だということだけで……

「!?」

他に何か情報を探ろうと、身体起こして彼女は自分の格好に気がついた。

彼女の格好は昨日ままであり、一糸纏わぬ姿だったのである。

「何で服を着ていないんですか私!誰かにお持ち帰りされてしまいましたか!?私13歳で初夜ですか!酔った勢いですか!若さ故過ちですか!相手はどんな男ですか!まさか……女!いや、私はなのはと違います!ルシフェリオン、ルシフェリオンはどこで……」

頭を抱え、早く口で騒ぐ裸の美少女は慌てた動きで胸元に手をやり……

そこで暴走していた彼女の動きが止まる。

何故なら、いつも首に着けているデバイス、ルシフェリオンが無くなっていたからだ。

「私は、昨日追われていて……」

段々と頭が動き出す少女。そこには、先ほどまでの取り乱した様子は無かった

私は、昨日逃げ出して、それから……

彼女は昨夜の状況を思い出していった。

確か、プロテクションは間に合ったものの飛ばされて……

コンッ、コンッ

扉をノックする音がした。

彼女は素早く、シーツを身体に巻き、立ち上がって何時でも逃げられるように、足に力を入れる。

「どうぞ。」

彼女は間接に答え、警戒し、思考する。

声はからすると男、ですね。(アイツ)の声では無いようですけど……まだ、気を緩める訳にはいきません。

ガチャッ

「失礼します……」

扉が開き、人が入って来ると同時に飛び掛った!

「わっ!」


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