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我が剣は愛する者の為に
気まぐれ
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「私の勘が告げているのさ。
 これは面白くなるとね。」

胡蝶の未来予知ともいえる直感に俺は苦笑いを浮かべた。
あまりにも賊の出現率の高さと、狙ったかのように周辺に現れるのを聞いて不審に思った俺は、寝る間も惜しんで独自に調査していた。
すると、今回救援要請した州牧が怪しい線が浮上してきた。
この救援要請は何が何でも俺が行くつもりだった。
胡蝶が来るとは思ってなかったが。
実際に街に赴き、州牧に会い、調査をする。
そうすれば結論が出てくる筈だ。
華琳には報告していない。
黒と決まった訳ではないので、余計な仕事を増やす訳にもいかないと判断したからだ。
まぁ、あいつの事だから独自に調べてそうだけど。

「さて、準備もできたしそろそろ出発するか。」

「楽しい出陣であるのを願うよ。」

地味に胡蝶と二人だけで出陣は初めてだ。
果たして、俺一人でこいつを制御できるか不安だが、泣き言は言ってられない。
俺達は兵を率いて、州牧がいる街へ向かった。
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