第六十四話 やっぱ父は娘には弱いよなぁ
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飲むことにした。
ブラスは軽く頷く。
「よし、それなら連れて行ってあげよう」
「あ、ありがとうお父様!」
了承を得られたことがとても嬉しかったので、ステリアは満面の笑顔で父に抱きつく。
「ははは、今年はギレンも行くそうだから、詳細はギレンに聞きなさい。準備は早目にな」
「はい!」
ステリアは楽しみで胸一杯だった。
またあの変な少年に会える。
それがこんなにも楽しみだとは思わなかったが、待ち遠しくて仕方が無かった。
自室に帰ったステリアは窓からグレイハーツの方向に視線と指を突きつける。
「待ってなさいよトーゴ・アカジ! 今度こそこの国に連れ帰ってやるんだから!」
期待と願望を胸に宣言する。
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