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銀河英雄伝説〜美しい夢〜
第三十二話 不安
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かに笑った。
「お前は心配性だな」

今度はエーリッヒ様が笑った。
「そうでなければ戦場では生き残れませんよ」
「戦場か、これからはオーディンも戦場になるかな……」
「おそらく、……油断は出来ません」
エーリッヒ様がお父様、お母様、そして私を見た。いつもの優しい眼じゃない、厳しい眼だった……。






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