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SDガンダムGジェネレーション・オーバーワールド 明日無き未来へ
第1-1話 出会い
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そして、楓は説明してくれた。ジェネレーションシステムと言うのは何時造られたか分からないが太古の昔に造られた世界を監視して管理するシステム。しかし、そのシステムが異常をきたして本来結ばれる筈のない世界同士が繋がりあい現在様々な世界が同じ時間を共有している常態であると説明してくれた。しかし、和也はその事を信じることが出来なかった。

「何を馬鹿な。そんなシステム、聞いたことも見たこともない。」
「信じられないのも分かります。しかし、それが現実なのです。更に、その事は日に日に被害を増しています。そして、貴方は・・・貴方の世界はジェネレーションシステムによって新たに繋がれたんです。」

楓の顔は嘘を言うような顔には見えなかった。しかし、それを信じることが出来はしなかった。

「まあ、今は信じることが出来ないのは当たり前です。一応、その統合軍と言う組織を探してみます。そして、見つかり次第ご連絡します。今は、体を休ませることだけを考えてください。」

すると、艦内に非常警戒体制のアラームが鳴り響く。楓は直ぐに通信機を使い連絡を取った。

「李衣菜。状況を報告して。」
「今、急速な次元干渉数値が上がってきてるよ。まるで、ロックみたいに。」
「分かりました。直ぐに私もブリッジに戻ります。鷺ノ宮隊には直ぐにでも出撃出来るように準備させておいて下さい。ジェネレーションブレイクが起きます。」

そして、通信を終えた楓は直ぐ様和也の方を向く。それは、先程の優しそうな顔ではなく1人の責任者の顔となっていた。

「美穂は、格納庫に直ぐに向かって下さい。そして、MS内で命令があるまで待機。」
「はい!」

美穂は、楓の命令があると直ぐに医務室から出ていった。

「それと、和也さん。もし、問題なければ一緒にブリッジまで来てくれませんか?」
「良かったら、理由を聞いていいか?」
「先程の私の説明を実際に見てもらった方が信じてもらえるかと思いまして。」
「・・・分かった。」

そして、和也はベットから降りて楓に着いていった。真実を知るために。

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