始まりの終わりと終わりの始まり@
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、伝えたいが伝えられない。
『この人は?』
『私はアンタ達が崇めている女神アリスディアよ。加護も全部、何もかもこの男にあげるから、アンタ達は強力しなさい。アンタ達も復讐したいでしょ?』
『『はい!』』
力強く頷く二人。
『なら、何でもするわね?』
『『もちろんです』』
『なら、大人しくこの身体に犯されなさい! 父親だろうが、血が繋がって無いし、身体も違うし問題無し!』
『『えっ!?』』
こいつ、何言ってやがるっ!!
『邪魔な持ち主は消したから、アンタ達の父親だけよ。よって、拒否は認めない!』
「あがっ!?」
『イリスっ!!』
『さぁ、たっぷりとエネルギーを貰うわよ!!』
そして、俺は娘を自ら犯す感触を味あわされた。どんなに抵抗しようが、この女神アリスディアには叶わなかった。
アウグスト
俺達は現在、魔人共の村を見つけて襲撃をかけた。
魔人は禁忌の女神が作り上げた種族で、魔物と合成した存在と言われていたり、魔物を操る上位種などと言われて居る。聖術教会も魔術連盟もこの魔人を殲滅対象に指定している。この世界に魔物が現れたのも禁忌の女神とその尖兵である魔人のせいだと言われている。
「ちっ、暇だな」
「そう言うなよ。俺達も後で楽しませて貰うんだからよ」
「そうだな」
俺達の目の前では、良く似た乳臭い双子の娘を貴族の坊ちゃんが犯している。今回の依頼はこの坊ちゃんの護衛と手助けだ。そう、俺達は依頼で来ている。
「坊ちゃん、俺達も参加していいですかい?」
いつもならそろそろ使い終わった女を俺達に回してくれるのだが、今回はそれが無く、じれた部下が参加したいと坊ちゃんに申し出てた。
「駄目だ」
だが、それを坊ちゃんが却下した。
「何故です?」
「こいつ等を気に入った。連れて帰って俺の奴隷にする」
「「「ちょっ!?」」」
坊ちゃんの言葉は俺達からしたら有り得ない事だった。何故なら、魔人を支配下に置くなど、よほどの事がない限り不可能だからだ。
「無茶ですって!!」
「反抗されたらどうするんですかっ!!」
「大丈夫だ。ほら、よく見ろ」
そう、双子に言いながら、坊ちゃんは二人を父親と言っていた男の身体と母親の死体へと近づける。そして、そいつらから装備を奪った後、その死体を目の前で焼きだした。
「「いやぁああぁあああああああああぁぁぁぁっ!!! ぁっ、ぁぁ…………」」
双子は叫び声を上げた後、身体から力を失わせ、虚ろな瞳へとなった。
「こいつらはこれで心が壊れた。後は隷属の呪いをかければいいさ。成功するなら良し。失敗するなら何時も通りに殺せばい
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