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人造女神アリスディアと魔人少女達の戦い
始まりの終わりと終わりの始まり@
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の後も色々聞くと、この村に男性はほとんどいない…………いや、まったくいないらしい。子供を産むのにも、特殊な儀式を行って、別の娘の遺伝子を掛け合わせて作るらしい。出生率もかなり低いみたいだ。そして、この一族の子らは外見年齢が12〜20歳で死ぬまで固定されるらしい。

「娘は双子でまだ2歳なのだ」

それはどうしようもないな。ロリコンでも有る俺でも、5歳児になんか手が出せないぜ。せめて12歳以上だろう。それなら、グラマスな村長さんの方が良いな。

「ああ、良かった。12歳になったら娘も好きにしてもらって良い。それぐらい、私達がしてしまった事は重い」

「そうか、食べていいんだ…………って、なんで心の声が聞こえるんだっ!!」

「我が一族には強力な加護により特殊な力が身に宿っている」

「特殊な力?」

「千差万別だが、我が一族には親の力が1個から2個と個人の特殊な力が宿る場合もある。私の家系はさとりという力だ」

「まさか…………心を読む?」

「そうだ」

心の中が読まれるって事か…………危険すぐね?

「危険すぎる。それほどまでに強力な力を我が一族は持っている。故に、我らを滅ぼそうと躍起になっている者達が多数いるのだ。だから、お前をここから出す事も返す事も出来ない。本来、あの儀式は子を成す儀式なのだからな」

「なるほど…………心の中を読まれたから、信じられたという事か」

「ああ。信じたくは無いし、人間的にはどうかと思う所も有るが、我らは理不尽にさらされた時の事を良く理解している。だから、せめてここで幸せに暮らして欲しい」

「わかった。じゃあ、村長さんと結婚しようかな」

「ありがとう」

こうして、俺は村長さんと結婚して、幸せに過ごす事が出来た。それも、日本じゃ有り得ないような超絶と言って良い美人な嫁イーナと可愛いらしい双子の娘イリヤとイリスもと一緒にだ。
 そして、ここに転移して来て13年め…………俺とイーナの間に新しい命が産まれたというのに、忌まわしき事件が起こった。





 それは突如として結界を破壊してやって来た。黒い鎧を着たらしき存在や、竜人、獣人などが馬鹿みたいな数で村へと迫って来る。

「逃げろっ!! 防衛隊は殿だ!」

村長として指示を出し、防衛に

「イーナっ!」

「お前は戦え無いだろう。良いか、この子達を連れて逃げてくれ。これを持っていけ」

そして、俺が渡されたのは一冊の本だった。

「「お母様、私達も戦います」」

「ならん。逃げろ。こいつ等を守ってやってくれ。これは村長として…………いや、族長としての命令だ」

「…………はい…………」

「ご無事で…………行きましょう、お父様」

「ああ。イーナ、必ず生
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