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なのは一途のはずがどうしてこうなった?
第十四章 初出動、時々ド変態。
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・スカリエッティは身を悶えさせていた。

「愛らしい、そして、可愛いじゃないか!」

ジェイル・スカリエッティの側に控えていたウーノは冷ややかな目で叫ぶジェイル・スカリエッティを見る。
ウーノが決して言葉に出さないが、心内でこの変態が。と思っていた。

「細い腕、艶っぽいうなじ、折れそうな腰、ハリのある尻、伸びる脚。どれをとっても私の好みだよ! 男だけどね! ああ、そんな些細な性別の問題など私には関係のない事だ。私はどちらにでも対応しているからね!」

ウーノ以外の人影は、脱兎のごとく散り散りに部屋を退散していた。
逃げ遅れた!
ウーノの失態はジェイル・スカリエッティの側に居たことである。

「ほら、ウーノ。見てごらん。初めてだよ! こんなにココが男に反応するなんて!」

ズボンにテントが張られておりそれをまざまざと見せつけられたウーノは若干後退る。
ウーノに取ってこのジェイル・スカリエッティの反応は初めてであった。
製造された戦闘機人であるが、人間の女性と作りは変わらず、ジェイル・スカリエッティの趣味か、女性としての生体部分は生身である。
つまりは、見た目通り、なんら人間の女性と変わらないのだ。
長年連れ添っているが下半身が元気な様は初めてだ。
ナンバーズ内で囁かれていたホモ疑惑は事実だったのか……。
否、ホモでもあるが正解だとウーノは理解した。
最悪ね……。
何が最悪かと言えばジェイル・スカリエッティの存在そのものだとウーノは言うだろう。

「で、どうしたいのですか?」

テントの先が若干湿っている様に見えたがそれを無視した。
触れてはならない事くらいウーノにも分かる。

「うむ、まずは彼が受けか、攻めかによるのだが……。見る限り、さっぱりわからないね!」

ずるっと脚の力が抜けてしまう。
だが、持ちなおして、アホの相手をする。

「では彼を捕らえればいいのではないでしょうかー」

大根役者の様に告げた。

「ふっ、ハーッハッハッハ! そうだね! さすがウーノだ! なぁに、捕らえて姉妹達に輪姦させて、後ろの穴も開発させれば、受けになるね! もしくはお尻の虜になってもらうか! 夢が広がるなぁ!」

初めてウーノは画面に映っている人物を可哀想だと思った。
そして、ウーノ自身も彼を犯す側に参加させられるのだろうと悲観した。



登場、変態ドクター。
無限の欲望は枯渇することを知らない。
配点:(ジェイル・スカリエッティ)



スバルと3Pと思った? 残念でした。ただの変態でした。

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